【海外MBA受験】TOEFL68点から合格までの全ステップまとめ

海外MBA受験 合格までの全ステップまとめ MBA合格までの全ステップ

こんにちは、ゆうたろうです。

海外MBAにぼんやり興味を持っている、もしくは将来MBA留学することを考えているみなさん、下記のような悩みを持っていませんか?

  • MBA留学までの全体像を知りたい
  • MBA受験の全ステップを知り、スケジュールを立てたい
  • MBA経験者から、合格までの体験談・受験攻略法を聞きたい

この記事は、MBA受験の全体像を紹介するとともに、受験に必要な各ステップのポイントや攻略法を紹介する『まとめ記事』になります。

MBA受験は想像以上にハードなプロセスです。TOEFL未受験の状態からMBA合格に向けて、各ステップの攻略やスケジュール管理について迷った時に『心のよりどころ』になれるような渾身の1記事を書いたので、ぜひ参考にしてみて下さい!

私がMBA受験の後半で、『もっとこうしておけば良かった!』と思ったことを、実体験を踏まえて書きましたので、これからMBA受験される方の参考になれば幸いです。

海外MBA受験の全体像を紹介

MBA受験 全体像

最初にMBA受験の全体像を以下に紹介します。ただし、MBA受験は10人いれば10人それぞれのストーリーがありますので、あくまで一例と考えて下さい。

① MBA受験を決意する
② MBA出願までのスケジュールを立てる
③ 出願校(候補群)を決定する
④ 費用計画を立てる
⑤ TOEFL/ IELTSのスコアを達成する
⑥ GMAT/ GREのスコアを達成する
⑦ レジュメを用意する(これから記事書く)
⑧ エッセイ対策をする
⑨ 推薦状を用意する
⑩ インタビュー対策をする
⑪ MBA留学前の準備編

それでは順に解説していきます!

MBA受験を決意する

これまでたくさんのMBA同期や受験生と話してきましたが、海外MBAスクールを目指す理由は本当に人それぞれだと思います。何となくMBAホルダーがキラキラして見えるという憧れや、MBAを取得して将来はPEに就職したいなど、モチベーションは何でも良いと思うのです。

ただ私自身、MBA受験は『当初思っていた想像以上に過酷なプロセス』だったことから、自分のモチベーションを維持するために『相応の覚悟』をすべきだと思います。この覚悟さえあれば、たとえクリスマスに『万全を期して挑んだGMAT』がボロボロな結果だったとしても、そこで踏ん張って堪えることができます笑

では『相応の覚悟』とは、具体的にはどのようなものなのでしょうか?私はその例のひとつが『入学年を決める』ことだと思います。これが決まれば、次の見出しで解説する、『MBA出願のスケジュール』も立てることができます。私の場合、これを家族や友人に宣言することで、否が応でもやらなければいけない状況に自分を追い込みました。

今振り返ってみると、このようにして『腹をくくった』ことが、最後までやり切れた唯一の理由だと思っています。

参考までに、『私がMBAを目指した理由』で詳細を語りましたので、気分転換にご覧ください。

(参考)MBA留学の概要を知りたい方は『MBAまでの道のり(概要編)』をご参照ください。

MBA出願までのスケジュールを立てる

次に必要なのがMBA出願までの準備スケジュールを大まかでも良いので立てることです。私のオススメは2カ年計画です。

海外MBAスクールの受験は合計1,000~1,500時間のプロジェクトマネジメントとも言われています。それほどにスケジューリングが命になりますので、全てのプロセスを計画的に進めていきましょう。

MBA出願までの準備スケジュールについてはこちらの記事をご参照ください。社費留学/私費留学の方向けに、スケジュール上の注意すべき点も解説しています。

出願校(志望校群)を決定する

この時点で出願校をきっちり決める必要はありませんが、自分が目指したい『志望校群』を決めておくと良いでしょう。自分のバックグラウンドと、MBAで学びたいスキルを踏まえて、まずは広く浅く情報収集を始めましょう。

志望校が見つかることで、受験のモチベーションもアップします!OB訪問などをして在校生/卒業生と話してみるのも良と思います。

MBAインタビューで使えるWhy this school?の対策とスクール調査方法』の記事はインタビュー対策用に書きましたが、スクール調査に必要な情報を網羅しましたのでぜひ参考にしてみてください。

費用計画を立てる

MBA留学を決めた方にとって、大きな悩みの1つは留学費用です。自分の貯金、奨学金、親からの援助など様々な方法はありますが、考慮すべきオプションとして『社費留学』もあると思います。やはり現地での生活費を含め2年間で約2,000万円の金額を捻出することを考えると、社費留学のメリットは大きいです。

当ブログアクセスランキング1位の『【再現性あり】倍率60倍のMBA留学社内選考を突破した小論文を公開』についての記事は以下をご参照ください。

MBA留学の準備費用、および留学中にかかるトータル費用についてはこちらの記事にまとめました。留学資金の準備方法についても解説しましたので、参考にしてください。

社費留学の他にも資金調達の方法はたくさんあります。MBA留学に使える奨学金と、その他の資金調達法については以下にまとめました。ぜひ参考にしてください!

TOEFL/ IELTSのスコアを達成する

MBA受験で最初に立ちはだかるのがTOEFLです。純ドメの受験生にとっては1年間、約800時間をかけてスコア達成(目安として120点満点中100点越え)していきたいところです。

この記事を読んでいる方で『TOEFLって何?』という方は、まずは以下の記事から読んでみましょう。TOEFL全般についての基礎と、Readingの勉強法について解説しています。

TOEFLの各パート別の攻略法(Writing、Listening、Speaking)は下記の記事を参考にしてください。

GMAT/ GREのスコアを達成する

無事TOEFLのスコアを達成したら、次はGMATです。私の率直な感想は、『GMATは想像していたよりも3倍。。。いや、10倍大変だった』ということです。

イメージとしては『TOEFLより難しい文章をより短時間で解く』と思ってください。それに加え、GMATは『年間5回までしか受けられない(一生で8回まで)』という制限までついてきます。

各セクション別にしっかりと対策をして臨みましょう。まずは以下の記事でGMATの概要をご確認ください。

GMATの各パート別の攻略法は下記の記事を参考にしてください。

レジュメを用意する

ここまでくるとMBA受験も佳境です。MBA受験で良く言われることですが、いくら受験時にTOEFL/GMATのスコアが良くても、合否を分けるのは出願書類(レジュメ・エッセイ・推薦状)インタビューです。

TOEFLやGMATは英語力やアカデミックパフォーマンスを『定量的』に評価するのに対し、レジュメ、エッセイ、推薦状、インタビューは『定性項目』として受験生の『経験、スキル、知識、ビジョン、信頼性』を総合的に評価します。

その中でレジュメの役割は、『あなたの学歴、職歴、職務上の成果・功績』を示すものです。レジュメはクリアにかつ明確に書くことが重要になります。

レジュメの具体的な準備方法については下記の記事で解説しています。私の経験とMBAカウンセラーからのアドバイスを盛り込み、10,000字以上の渾身のコンテンツになりました。英文レジュメを初めて書く方のために、私のレジュメも公開していますのでぜひ参考にして下さい!

エッセイ対策をする

MBA受験の最も重要な部分と言っても過言ではないのがエッセイです。通常はエッセイカウンセラーと契約し、出願タイミング3ヶ月前を目安にスタートします。

TOEFLやGMATのスコアメイクに終れていると後回しにしがちですが、書類選考の中でも最も重要なエッセイはしっかり時間を割くことが重要です。早めのスタートと自分に合ったカウンセラーを見つけて『これまでの自分との対話、未来の自分のプロジェクション』を十分に練り上げましょう。

ぜひ、世界に1つしかない『魂のエッセイ』を作り上げて、志望校の合格を掴み取ってください!エッセイ対策については以下の記事をぜひご参照ください。

推薦状を用意する

推薦状の役割は『信頼性(Credibility)』を担保することです。なぜなら、出願書類の中で唯一、他人に書いてもらうものだからです。したがって、レジュメやエッセイで書いた内容と推薦状はある程度整合性が取れていることが重要になります。

推薦状は他人にお願いすることが必要になるため、前もって計画的に進めましょう。推薦状の準備プロセス、および書き方とテンプレートについての詳細は以下の記事をご参照ください。

インタビュー対策をする

MBA合格の最後の試験がインタビューです。ここまで来れば、もう合格は目の前です!スクール調査をより深くおこない、カウンセラーとモックインタビューし、オンライン英会話で必ず毎日練習をして万全の準備で臨みましょう。

MBAインタビューの攻略法と準備プロセスについては下記の記事をぜひ参考にしてみて下さい。海外ビジネススクールのインタビューで必ず聞かれる10の質問と私の回答例についても公開していますので是非参考にしてください!

これまで多くのMBA受験生とコーヒーチャットしてきましたが、「Why this school?」に対する回答が浅いことが多いです。志望校を選ぶ理由は少なくとも3つ具体的に用意しましょう。Whythis schoolの対策については以下の記事で詳細を解説しています。詳しく学びたい方は是非ご参照ください!

インタビューで使えるWhy this school?の対策とスクール調査方法

 

MBA合格後、入学までに英語力をさらに伸ばす

合格が決まったけど、実際MBAの授業についていくにはどれくらい英語力が必要なの?たくさん勉強したけど、ネイティブ同士が話す英語がまったく聞き取れない! など、心配事は尽きないですよね。

当然、MBAは合格してからがスタート地点です。そして、MBA留学で日本人が最も苦労するのは、『クラスでのディスカッション』や『ネイティブ同士の会話が聞き取れない』というものです。

以下の記事で、MBA留学経験者である筆者が『MBA留学で直面する英語力の課題、およびその原因』を解説していますのでぜひ参考にしてください!

おまけ:MBA留学前の準備編 【これ持ってきて良かった!オススメ持ち物リスト】

MBA留学を勝ち取った皆さん、本当におめでとうございます!これから楽しくも厳しい1~2年の海外在住が待っています!!

ここでは、3度の海外駐在を経験し、140回以上の海外出張を繰り返した経験から、『MBA留学前に買っておくべき持ち物』を紹介しました。渡航前にぜひご参照ください!

3度海外在住した私がMBA留学前に買っておくべき持ち物を紹介!

まとめ【海外MBA受験】TOEFL68点から合格までの全ステップ

長い長い『海外MBA受験』の全ステップを下記の流れで解説してきました。

① MBA受験を決意する
② MBA出願までのスケジュールを立てる
③ 出願校(候補群)を決定する
④ 費用計画を立てる
⑤ TOEFL/ IELTSのスコアを達成する
⑥ GMAT/ GREのスコアを達成する
⑦ レジュメを用意する(これから記事書く)
⑧ エッセイ対策をする
⑨ 推薦状を用意する
⑩ インタビュー対策をする
⑪ MBA留学前の準備編

受験生のみなさんの成功を心よりお祈りしております!

Twitterでも定期的にMBA関連・Eコマースの情報配信をしているので、もしよろしければフォローをお願いします。

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