【ビズリーチ】MBAホルダーがスカウト型の転職エージェントを使ってみた実情は?

ビズリーチ_アイキャッチ画像 MBAキャリア

MBA留学を検討中、もしくはMBA留学後で転職を検討しているみなさん、下記のような悩みを持っていませんか?

  • MBAホルダーのおすすめの転職エージェントを知りたい
  • ビズリーチを使った転職はどんな人に向いているか知りたい
  • ビズリーチをうまく活用するポイントや使ってみた体験談を知りたい

この記事を読めば、ビズリーチがどんな人にオススメかを知ることができるだけでなく、私がビズリーチを実際に使ってみた体験談スカウトメールの内容活用のポイントや注意点が分かります。

なぜなら、MBAホルダーの筆者が実際に複数の転職エージェントを活用し、希望のポジションで内定&年収アップした経験をもとに転職のポイントを解説しているからです。

ハイクラスの転職を考えている方はぜひ参考にして頂ければと思います。

【結論】ビズリーチがオススメな人

ビズリーチという転職エージェントをご存知でしょうか?「国内最大級のハイクラス転職サイト」と謳っており、TVコマーシャルでも印象的な転職エージェントですよね。

最初に結論ですが、私が実際にビズリーチを使ってみて、活用がオススメな人は以下です。

  • マネジメント経験や高度の専門スキルがある
  • 中長期的に転職を考えている
  • 自分の市場価値を把握したい

1つずつ解説します。

マネジメント経験や高度の専門スキルがある

ビズリーチは、あなたのキャリアやスキルを登録し、それを見たヘッドハンターや企業の人事担当者から直接スカウトを受けることができる「ヘッドハンティング型」の転職サービスです。

つまり、マネジメント経験が豊富だったり、専門性のある高度なスキルを身につけている人は「市場価値」が高いため、必然的にたくさんのスカウトが集まります。

結果として、自分を必要とする企業から来た複数の求人を比較検討することができ、質の高い求人の中から自分の希望にフィットする案件を選ぶことができます。

中長期的に転職を考えている

ビズリーチはハイクラス求人に特化した転職エージェントです。転職業界において一般的に言えることですが、ハイクラスのポジションになればなるほど、求人数の総数は少なくなります。

企業にとってハイクラスポジションの求人が必要になるのは、そのポジションにいた人が転職・退職したり、組織の戦略や会社の規模が変わって新しいポジションが必要になったときです。

つまり、ポジションが求人市場に出る「タイミング」が重要になります。そして、このようなハイクラスの求人は需要も高いため、あっという間に埋まってしまいます。(人気の高いエリアの『土地』と同じです)

このタイミングを逃さないためにも、登録内容をしっかり充実させておき、中長期的に転職を考えることができる人がビズリーチのユーザーに向いていると言えるでしょう。

自分の市場価値を把握したい

ビズリーチは主に「ヘッドハンティング型」の転職サービスを採用しているため、当然ですが市場価値が高い人材にスカウトが集まります。

現在の自分にどの程度市場価値があるのか知りたい人は一つの目安にすると良いでしょう。

ちなみに私が海外MBAを卒業し、日本に帰国して1年ほど経った後、ビズリーチの登録内容をアップデートして転職シグナルを「オン」にした際のスカウトメールを一部ご紹介します。

ビズリーチ_スカウトメール1

ビズリーチ_スカウトメール2

このようなスカウトメールが来ました。

あなたの市場価値を測る目安として、オファーが来たポジションのタイトルや年収のレンジを参考にすると良いでしょう。

ビズリーチ成功の秘訣

私は最終的にランスタッドで紹介してもらった求人で転職したので、選考が進んでいた案件は辞退しましたが、ビズリーチからも多くのヘッドハンターやハイクラスの求人をいただきました。

ここでは転職成功の秘訣として、ビズリーチの効果的な使い方を3つ紹介します。

  • 無料会員で試し、登録内容を充実させる
  • 複数のヘッドハンターと同時進行で進める
  • 長期的に優良案件を比較する

1つずつ解説します。

無料会員で試し、登録内容を充実させる

ビズリーチは大手転職エージェントの中でも唯一「有料プラン」があります。無料プランと有料プランの主な違いは「自分から求人に応募できるかどうか」になります。

ビズリーチ_有料プランと無料プランの違い

つまり、企業やヘッドハンターからスカウトをもらうという使い方であれば、無料会員で十分です。

自分の市場価値が高ければヘッドハンティングは「プラチナスカウト」で来るので、閲覧返信も無料プランで問題ありません。実際、私は無料会員で最初から最後まで使いましたが、全く問題はありませんでした。

したがって最初は無料プランで登録し、自分の職歴やスキルなど登録内容を充実させ、優良なスカウトがもらえるようにしましょう。

複数のヘッドハンターと同時進行で進める

ビズリーチに登録しておけば、いわゆる「ハイクラスの大手転職エージェント」を始め、中小・個人で活動しているヘッドハンターまで様々なヘッドハンターと繋がることができるため、情報収集のプラットフォームとして活用すると便利です。

具体的には、私はMBA取得後ビズリーチの登録内容をアップデートした際、1か月で約13件のヘッドハンターや企業の採用担当からのスカウトがきました。

ビズリーチ_1か月スカウトメール

ちなみにこの13件のスカウトうち、プラチナスカウトは12件で、通常のスカウトだったのは1件のみです。この事実から見ても、市場価値がある登録者であれば無料プランで問題ないことが分かると思います。

ここから自分の希望するキャリアに合いそうなヘッドハンター複数を選んで、同時進行で転職活動を進めると良いです。案件を比べることでより競争力が働くので、自分に有利な条件で交渉することができます。

さらに、後に紹介するハイクラスのおすすめ転職エージェントも2~3つ併用して転職活動を進めると良いでしょう。理由は、エージェントの担当者によってスキルや相性も違うからです。

長期的に優良案件を比較する

ビズリーチはヘッドハンターからスカウトをもらい、魅力的なものにだけ返信をするという使い方が主になるので、短期的な転職活動には向きません。

登録内容を充実させてから少なくとも1ヶ月ほどは待って、優良案件を比較しましょう。ハイクラスのポジションは、空きが出るタイミングも重要なため、中長期的に転職を考えている方にとって非常に便利なサービスと言えるでしょう。

私の友人は海外駐在員のポジションを希望しており、中長期的に良い案件が巡ってくるタイミングを待っていたところ、登録して約1年で中国駐在のハイクラスポジションを獲得していました。

実体験から分かったビズリーチ利用の際の注意点

ビズリーチの口コミや評判を見ると様々な注意点が書かれていますが、私が実際に使ってみて注意点を検証してみましたので参考までに紹介します。

  • 重複応募を避ける
  • 情報収集を怠らない
  • 利用や登録は会社にばれないか?

ビズリーチはヘッドハンターからスカウトが来る一方、企業の採用担当者からも直接スカウトが来るので、同じ求人に重複応募にならないように注意しましょう。私の場合、あるアパレル企業からエージェントを通してスカウトが来たことに加えて、同じ企業の採用担当からも直接メールが来ました。

また、ヘッドハンターから来る案件はクローズドな情報が多いため、情報収集はヘッドハンターに頼りがちです。しかし、ヘッドハンターも成果報酬制のため不都合な情報は正直に伝えない可能性もあります。転職を検討する際にはOpenWorkやキャリコネなど、内部情報を収集できるサービスを活用しましょう。

最後に、ビズリーチに登録すると転職活動をしていることが会社にバレるのでは?という口コミがありましたが、心配ありません。ビズリーチでは、企業やヘッドハンター側には登録者の経歴は表示されますが、氏名などの個人情報は分からないようになっています。その証拠に、ヘッドハンターからのメッセージは「BUXXXX様」などのアルファベットと番号で連絡がきます。

ビズリーチ_匿名性

私がビズリーチを使用した際は、前職で働きながら並行して転職活動をおこないましたが、まったく問題ありませんでした。

ハイクラス転職におすすめエージェント3つ

転職エージェントはそれぞれに独占案件を抱えていたり、担当者との相性も大切なので、積極的に転職活動をしたい人は複数のエージェントを併用することをオススメします。

実際に私が転職をした際に併用していたエージェントは以下の3つです。全て無料で使えますので、複数社のサービスを並行して活用することを強くオススメします。

  • JACリクルートメント
  • ランスタッド
  • リクルートエージェント

この他にも私がオススメする転職エージェントを知りたい方は「MBAホルダーにおすすめの転職エージェント7つ紹介+番外編」の記事で紹介していますので、ご参照ください。

1つずつ紹介します。

JACリクルートメント

JACリクルートメント

日系大手企業のグローバルポジション、外資系、海外転職を狙っている方はぜひ登録しましょう。JACリクルートメントはロンドン発祥の転職エージェントで、独自のグローバルネットワークを使って豊富な案件を紹介してくれます。

総勢800名の業界・職種に精通したコンサルタントがあなたの経験やスキルを正しく理解し、英文レジュメのアドバイスや面接対策まで素晴らしいサポートをおこなってくれます。

非公開求人が60%というのも魅力的です。ハイクラスの転職を考える際にはマストで登録すべきエージェントです。私がJACを使ってみた体験談は以下の記事で詳しく書いていますので、ぜひ参考にしてください。

ランスタッド

ランスタッド

ランスタッドは総合人材サービス企業で世界売上1位のグローバルカンパニーです。高収入のグローバル企業、外資系企業への転職を考えるならぜひ登録をオススメします。

私は実際にランスタッドを使って転職を成功させましたが、「豊富な案件と対応の早さ」が持ち味だと思います。さらに、非公開求人が80%という数字も驚異的です。私の担当だった方は面接前に想定問答集や面接アドバイスを丁寧にしてくれたのでとても助かりました。

私がランスタッドを使ってみた感想とオススメ活用法は下記の記事で紹介しています。ぜひご参照ください!

リクルートエージェント

リクルートエージェント

業界ナンバーワンの求人数と転職実績を誇るのがリクルートエージェントです。転職活動をした人の8割が登録しています。求人数が多いため、地方の転職の場合にも非常に重宝するでしょう。

私の場合は職務経歴書の作成と添削で非常にお世話になりました。初めて転職活動をする際は、アドバイザーとしてうまく活用することをオススメします。

まとめ:【ビズリーチ】MBAホルダーがスカウト型の転職エージェントを使ってみた実情は?

MBAホルダーがビズリーチを実際に使ってみた感想、および活用のポイントや注意点を解説してきましたがいかがでしたでしょうか?改めてビズリーチがオススメの人は以下です。

  • マネジメント経験や高度の専門スキルがある
  • 中長期的に転職を考えている
  • 自分の市場価値を把握したい

記事で紹介したMBAホルダーオススメの転職エージェント

自分のキャリア形成として、転職を選択肢の1つとして考えている方は、この記事が少しでも参考になれば幸いです。みなさんの転職がうまくいくことを願っております!

この記事を読んで、転職エージェントのことをもっと詳しく学びたいと思った方は以下の記事がオススメです。

MBAホルダーにおすすめの転職エージェント7つ紹介+番外編

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