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MBA社費留学のメリット・デメリットまとめ|社費派遣の選抜試験に受かる人とは?

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海外MBA留学を目指しているみなさん、下記のような悩みを持っていませんか?

  • MBA社費留学に興味があるが、どんな制度?私費留学との違いは?
  • MBA社費留学のメリット・デメリットを知りたい!
  • どんな人が社費MBAの社内選抜試験に受かるの?共通点は?

この記事を読めばMBA社費留学のメリット・デメリットや私費留学との違いを知ることができるだけでなく、最新の社費留学の動向や社費に受かる人の共通点なども知ることができます。

なぜなら実際に社費留学でMBAを取得し、日本で唯一の社費MBA留学アドバイザーをしている筆者がこれまでの経験を元に解説しているからです。

それでは早速はじめましょう!

 MBA社費留学とは?

MBA社費留学とは?

MBA社費留学とは、企業が人材教育の一環として社員を一定期間、MBA取得のために派遣する制度のことを指します。派遣対象のMBAスクールは海外・国内ともにおこなっているケースがありますが、海外MBAの場合は1~2年間フルタイムで派遣し、国内MBAの場合は働きながら夜間のビジネススクールに派遣することが多いです。

社費派遣でMBA留学するには、社内選抜試験を突破する必要があります。選考プロセスは企業によって異なりますが、主に小論文面接があります。上司からの推薦が必要だったり、グループディスカッションが課される企業もあるので、選考プロセスや派遣制度については先輩や人事に確認してしっかり調べましょう。

また、企業派遣なのでMBA取得のための授業料およびその他の費用は基本的に企業が負担します。目安として、アメリカの2年間のMBA授業料は1,400~2,000万円ほどかかります。欧州のビジネススクールだとその50~70%程度と思ってもらえれば良いです。後ほどメリットのところで詳細は解説しますが、MBAスクール入学のための準備費用(TOEFL試験費用、予備校費用など)についても全額補助、もしくは一部補助がある企業が多いです。一般的にMBA留学は準備費用だけでも100~250万円かかりますので、準備費用の補助があるのはありがたいですね。

私費でMBA留学する場合は、上記の留学にまつわる費用は全て自分で負担することになります。かなり高額な金額になりますので、奨学金を利用する方も多いです。奨学金についての記事はまた後ほど公開します。

MBA社費派遣の最新の傾向

MBA社費派遣の最新の傾向

MBA社費留学の最新の動向はどうでしょうか?日本から海外に社費派遣される人数は増えていると思いますか?減っていると思いますか?

直近の2020年~2022年はコロナの影響で派遣生の人数は減っていましたが、2022年の社費派遣の選考状況(2023年以降の出願)を見ると、各企業ともに社費派遣を復活させる企業が増えています。

ただし、10~20年前と比較して長期的な傾向を見ると1企業あたりの派遣人数は減ってきています。原因としては、以前は企業側がただ単に「MBA留学」としてひとくくりに派遣していた傾向がありましたが、ここ数年では「派遣の目的を明確にして派遣人数を絞っている」ことが挙げられます。

MBA社費留学のメリット

次にMBA社費留学のメリットを解説します。私も実際に社費留学で海外MBAを取得しましたが、メリットは以下の通り実に多くあります。

  • MBA授業料や生活費など諸々の費用(約1,500~2,000万円)が会社負担になる
  • MBA派遣期間中も会社に所属しているので、キャリア上のブランクがない
  • 就活をする必要がないので学業に専念できる
  • 就学中も会社から給与がもらえる
  • 絶対にMBA合格しなければならないというコミットメント

順に見ていきます。

MBA授業料や生活費など諸々の費用(約1,500~2,000万円)が会社負担になる

社費MBAの一番の大きなメリットはここでしょう。授業料や現地での生活費など、合計で約1,500~2,000万円の費用が全て会社負担になります。アメリカをはじめ、海外の大学院の授業料は入社3~5年目の社会人からすると目が飛び出るほど高額です。

更に、この記事を執筆している今現在(2022年9月)、円安の影響で授業料だけでも200~300万円は高くなっていますし、アメリカ主要都市の家賃は毎年値上がりしています。社費留学であれば、現地での家賃も予算は決まっているものの補助が出るので、費用面での心配がほぼなくなるのは大きいと思います。

MBA派遣期間中も会社に所属しているので、キャリア上のブランクがない

社費留学のメリットの2つ目は、会社に所属したまま留学できるので、社歴にブランクがないことです。私費留学の場合は一度会社を退職し、留学中の1~2年ほどはキャリアのブランクが発生します。MBA留学の場合、キャリアのブランクが転職に問題になることはありませんが、卒業後に業界や職種を変えたり、ポテンシャル採用を狙うなどキャリアチェンジを図る場合は、ある程度卒業後の年齢も考慮する必要があります。

一方、社費であれば会社に所属したまま留学できるので上記のような心配はありませんし、留学の際の手続き関連でも助かることは多いです。

就活をする必要がないので学業に専念できる

9月にMBA生活が始まると、すぐにサマーインターンの準備が始まります。なぜなら大手のサマーインターンの応募締め切りは12月までの企業が大半だからです。私費生は何が何でも就職する必要があるので、インターン、就活に多くの時間を費やしますが、MBAで最も忙しい初年度の秋学期に学業とインターン応募の両立をするのは想像よりもかなり大変です。

就活を気にせず、自分の学びたい時期に学業のみに専念できるのは大きなメリットでしょう。(ちなみに私は社費留学でしたがサマーインターンもガッツリ3ヶ月フルタイムで働きました笑)

就学中も会社から給与がもらえる

こちらも非常に大きなメリットです。社費派遣だと企業に所属したまま留学するので、毎月の給与がもらえます。しかも企業によっては海外勤務手当が付くので、通常の給料よりも手取りが多くなります。

私は社会人になってみて改めて経験しましたが、仕事をしていると自分の課題が浮き彫りになり、改めて体系的に学びたいという意欲が高まります。課題感を持った上での学びは本当に身に付くのです。そんな課題と使命感を持った上で、お金をもらいながら学ぶことができるのは本当に幸せなことだと思います。

絶対にMBA合格しなければならないというコミットメント

社費留学の社内選抜試験を突破すると、次のプレッシャーは「必ずMBAに合格しなければならない」ということです。社費の場合は私費と違って、留学までの期限が決まっています。デメリットとの裏返しになりますが、期限が決まっているため、私費ではついつい家族の予定を優先してしまうなど甘えてしまう所を、しっかりと勉強の時間を確保して留学準備を進めることができます。

MBA社費留学のデメリット

逆にMBA社費留学のデメリットは何でしょうか?以下が主なデメリットになります。

  • 受験校に制限がある場合がある
  • 卒業後は派遣元の企業に戻らなければならない(授業料返還義務)
  • 会社への報告や承認が多い
  • 選抜決定から派遣までの期間が短い場合が多い

順に解説します。

受験校に制限がある場合がある

企業によってはMBA派遣制度のルールの中で、「Top30位以内」などランキング指定されている場合があります。また、同一企業から同一スクールへの派遣人数が制限される場合もありますので、企業の派遣制度は事前にしっかり把握しておきましょう。

卒業後は派遣元の企業に戻らなければならない(授業料返還義務)

基本的には卒業後は派遣元企業に戻ることが義務付けられています。卒業後、5年間は派遣元企業に在籍することを条件にしている企業が圧倒的に多いです。仮に5年以内に会社を辞めた場合は、授業料返還義務が発生します。授業料など企業が負担した費用は「5年間は貸し付け」という考え方で、MBA後の在籍年数に応じて返還金額が減少していくという制度にしている企業が多いです。

会社への報告や承認が多い

社費派遣生の場合、月次または週次で会社へレポートの提出が求められることが多いです。MBAの授業で学んだことや日々の生活も含めて、定期的に会社にレポートする必要があります。会社の方も、派遣生と会社の接点を定期的に設ける意味で重要なコミュニケーションですが、実際は派遣生から見るとレポートを出しても会社からのフィードバックはなかったり、形だけになっていることも多々あります。

私の場合、授業で学んだことをアウトプットして記憶に定着させるツールと考えて、自分にプラスになるように活用していました。

選抜決定から派遣までの期間が短い場合が多い

ここについてはMBA受験の準備スケジュールの記事でも触れました。一般的に、社費派遣生の場合、社内選抜試験の派遣決定、もしくは公募開始を9~12月にしている企業が非常に多いです。つまり、仮に9月にMBA派遣が決定してから翌年出願に向けて準備を始めても、1年間しか準備期間がないことになります。参考情報として、MBA派遣が決定した時点(出願まで約1年)でTOEIC 800点だとかなり厳しいです。(TOEFL換算で約60点になります)

TOEFL_TOEIC換算表_アゴスジャパン

何が言いたいかというと、社内選抜試験の時期にとらわれず、MBAの出願時期を基準に準備を始めていることが重要になります。次の章で解説しますが、MBA派遣の社内選抜試験に受かる人は往々にして準備を自主的に始めています。

MBA社費派遣の選抜試験に受かる人とは?

MBA社費派遣の選抜試験に受かる人とは?

MBA社費派遣の社内選抜試験に受かる人とはどのような人でしょうか?私自身の経験と、社費留学アドバイザーとしてのこれまで多くの社費生の方と話してきた経験をまとめると、以下の3点が共通のポイントです。

  • MBA合格することを最優先に行動・投資をしている
  • 派遣時期にとらわれず、MBA出願の時期をターゲットに準備を進めている
  • 社費派遣に選ばれなくても、MBAにいくことを前提に行動している

1つずつ解説します。

MBA合格することを最優先に行動・投資をしている

社費派遣に合格したみなさんに見られる傾向ですが、「派遣如何に関わらずMBAの必要性」を感じており、MBA合格することを最優先に行動・投資をしています。MBA受験を目指す方の境遇は様々ですが、英語力が必要な方はTOEFL、GMAT対策の予備校や教材など、必要な投資をする覚悟があります。

私も社費派遣の選考が決まる前でしたが、MBAに行くことは決めていたので自腹で予備校に50万円を支払ってTOEFLの勉強は開始していました。最終的にMBAの準備費用だけで250万円近くかかりましたが、何が何でもMBAに行くという意気込みが功を奏し、結果として投資は十分すぎるほど回収できました。

派遣時期にとらわれず、MBA出願の時期をターゲットに準備を進めている

現状の英語力や仕事の業務量、自身の生活の大きなイベントなど、MBA受験の準備にかけられる時間は人それぞれ違います。自分にとってはいつからMBAの準備を始めるかを正確に判断し、粛々と準備をしている方は成功に辿り着く傾向が高いです。

既に述べた通り、社費派遣の選抜試験は9~12月が最も多いですが、MBAを目指している人は派遣時期にとらわれず、MBAの出願時期をターゲットに準備を始めています。

また、社費派遣の社内選抜試験についても、準備をしっかりしている方は私の知る最も早い方で8か月前から小論文を準備していました。(私自身は1年前から小論文の骨子を作っていました)

私はこれまで様々な社費派遣の選抜試験で問われる小論文の設問を見てきましたが、「これまでの仕事の成果とリーダーシップを発揮した経験」、「Post-MBA(10年後)に達成したいキャリアゴール」など、かなり深い質問があります。時間をかけて内容を練り上げ、時には少し寝かせてから推敲するなど、準備に時間をかけることも重要です。

MBA社費派遣の社内選抜試験攻略法については以下の記事で詳細を解説していますので、ぜひご参照ください。

社費派遣に選ばれなくても、MBAに行くことを前提に行動している

少し逆説的ですが、社費派遣に選ばれる方は、「例え社費派遣に合格できなくても、私費でMBAに行く」という覚悟のある方が多いです。(実際、私ももし社費派遣が決まらなければ自費で行く覚悟でした)

「自分のキャリアにとってMBAは必須」という信念があり、社費派遣が決まらなくてもMBAには必ず行くという気概と熱意が会社の人事や審査官に伝わり、良い結果をもたらすことが多いです。

MBA社費留学のメリット・デメリットまとめ

MBA社費留学のメリット・デメリットまとめ

MBA社費留学のメリット・デメリットについてお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか?
改めてMBA社費留学のメリット・デメリットをまとめると、以下になります。

MBA社費留学のメリット

  • MBA授業料や生活費など諸々の費用(約1,500~2,000万円)が会社負担になる
  • MBA派遣期間中も会社に所属しているので、キャリア上のブランクがない
  • 就活をする必要がないので学業に専念できる
  • 就学中も会社から給与がもらえる
  • 絶対にMBA合格しなければならないというコミットメント

MBA社費留学のデメリット

  • 受験校に制限がある場合がある
  • 卒業後は派遣元の企業に戻らなければならない(授業料返還義務)
  • 会社への報告や承認が多い
  • 選抜決定から派遣までの期間が短い場合が多い

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