海外MBA留学までの道のり(TOEFL Writing編)| おすすめ勉強法と教材

TOEFL攻略

今回の記事はTOEFLのWriting攻略について書きたいと思います。

MBA留学を目指している方、TOEFLのスコアメイクを目指している方、以下のような悩みをお持ちではないでしょうか?

  • TOEFL Writingセクションの概要と採点のポイントを知りたい
  • Writingのスコアアップのため、MBA経験者の体験談を聞きたい

この記事を読めばTOEFL Writingセクションの概要が分かるだけでなく、スコアアップおよび安定的に高得点を取るための重要なポイントが理解できます。

Writingで19点から安定的に27点が取れるようになった私の経験談と、30点をたたき出している友人の両方の視点から解説しましたので、ぜひ参考にしてみて下さい!

※TOEFL対策については、前回までの記事MBAまでの道のり(TOEFL/ Reading編)』『MBAまでの道のり(TOEFL Listening編)』も参考にしてみて下さい。

TOEFL Writing概要

TOEFLのWritingセクションは、『Integrated』パートと『Independent』パートの2種類があります。まずは各パートの概要を紹介します。
それぞれしっかり対策をすれば、留学経験のない日本人でも27点前後を安定的に獲得することが可能です。

TOEFL試験、日本人の得点源はReadingとWriting

TOEFLの全体的なアドバイスとして、やはり日本人の得点源はReadingWritingになります。ListeningおよびSpeakingは対策に時間がかかる上に、どうしても出題される分野の得意・不得意によってスコアが振れます。安定的にReadingとWritingで27点前後が出せるようになると、トータルでハイスコアが狙えるようになります。

私の場合、Readingは単語力と読解力を鍛えることで、Writingはテンプレートを使い、ネイティブに添削されたエッセイを完璧に復習することでコンスタントに27点前後が取れるようになりました。

TOEFL Writing: Integrated

Writing Integratedパートの出題形式は以下になります。

① 短いReadingパッセージを読む(200~300語を3分)
② Redingに関連したListening(レクチャー)を聞く(約2分)
③ Writingで①、②の内容をまとめる(制限時間20分)

Writingの単語数について、問題文のDirectionには150~225語を目安に書くことが望ましいと書かれていますが、高得点を目指すのであれば250語以上が望ましいです。理由は後述します。

TOEFL Writing: Independent

Independentパートでは、出題されるQuestionに対する自由エッセイを制限時間30分で作成します。

こちらもWritingの単語数の目安は300語と書かれていますが、27点を目指すなら400語以上、満点を目指すなら500語を目安に書くことが望ましいです。

TOEFL Writingの採点

具体的な対策の前に、TOEFL Writingの採点方法を理解しておくべきです。ここを理解することで対策の方向性が明確になります。以下がWritingのスコア採点方法です。

  • Integrated, Independent各パートの採点は人間機械が採点し、その平均点がスコアとなる
  • 特に機械の採点は『エッセイの文字数』と『文法ミス』が影響するため、良質なテンプレートを活用することが高得点に直結する
  • Independentでは文字数は350字以上、Integratedでは250字以上を目安に書くと機械の採点の方でハイスコアに繋がる
  • Writingの採点は減点方式で、特に『文法・表現ミスは大きく減点される。この点においてもテンプレートを活用してミスを極力減らす戦略は有効

Integrated攻略法

Integratedの攻略の基本は以下になります。

① Readingパートの『メインテーマ』と『主張の理由3つ』はしっかり抑える
② Listeningパートの重要なポイント(最低3つ、満点を目指すなら全て)を抑える
③ 『パラフレーズ』『文法・表現ミス』に注意しながら①、②で抑えた内容をWritingにまとめる

以下で詳細を解説していきます。

対策

基本はオフィシャルガイドや予備校で提供される問題を解き、自分で解答作成→ネイティブ添削を繰り返します。AGOSやトフレ!(旧Web TOEFL)等の専門学校では、テンプレートパラフレーズの方法リスニングパートを聞き取る際のポイント等を教えてもらえます。

私はAGOSで演習した問題を自分で完璧に復習したところ、ほぼ毎回Good(5段階で4以上)が出るようになりました。

戦略

Writing Integrated戦略

【Goodを取るための戦略】リスニング3つのポイントを確実に入れ込む

通常、IntegratedのReadingパートは4段落で構成されます。1段落目がエッセイのメインテーマ(筆者の主張)、2~4段落目で主張を支える理由が述べられています。

Readingパートは2分30秒を使って上記のメインテーマ理由3つを読み取り、メモしましょう。読むスピードに自信がない人は、メインテーマをしっかり把握したら、2~4段落目の最初の1文に目を通すと良いです。余った時間で残りの文章を読みましょう。
最後の30秒で、リーディングのポイントを再度レビューし、次のリスニングに備えます。

Listeningパートは9割がた、Readingパートを『否定する』内容がレクチャー形式で流れます。リーディングパートでメモした『3つの理由』を否定してくるので、予測しながらリスニングを聞き取りましょう。『3つの反論』を全てWritingに盛り込むことができれば、十分Goodを取ることができます。

Very Good(満点)を取るための戦略 → 重要:3つではなく、4~5つのポイントを入れ込む

更に、満点を目指すためには以下のポイントが必要になります。(私の友人はこの方法でかなりの頻度で満点をとっていました)

  • 満点のポイントは『3つの反論(ポイント)』だけに限らず、リスニングで聞いた重要なポイントを『全て盛り込むこと』
  • 予備校では基本的に、リスニングの『3つの反論』を盛り込むことを教えられるが、これだけでは『Good』評価となる
  • 実際はリスニングのポイントは4~5つあり、Integratedのパートで満点を取るためにはこの4~5つのポイントを書くことが必要

TOEFL合計で105点以上を目指している方はWriting満点近くを取る必要があるかと思います。ぜひ試してみて下さい。

先に述べた通りWritingの採点は減点方式なので、満点を目指す方はもちろん、Goodを目指す場合でも下記の点に注意してください。

文法・表現ミス

Writingの採点の半分は機械によっておこなわれます。よって、『単語のスペルミス』や『文法・表現のミス』は大きな減点対象になります。(これはIndependentでも同様)

必ず18分で解く練習をして、残り2分で見直しをする習慣をつけましょう。自分の犯しやすいミスを把握しておくと、見直しの精度も上がります。本番で表現に自信がない場合、パラフレーズするか、思い切って書かないことを選択する、くらいのスタンスで臨むことが大切です。

単語数

Integratedの問題文では、150~225語を目安に書くことが望ましいと書かれていますが、これでは不十分です。半分は機械が採点することを考慮すると、文字数も考慮して書くべきでしょう。私はIntegratedパートに慣れてきてからは、毎回250~280語ほど書くようになりました。

無理に長く書こうという意識よりは、『リスニングで聞き取った重要なパートを全て入れ込む』という意識で書くと、自然にこのくらいの量は必要になります。
この頃からほぼ毎回Goodが出るようになりました。

パラフレーズ

Writingで内容をまとめる際、Readingの内容は必ずパラフレーズしなければなりません。これは、Readingの内容をそのまま写して書くと『盗用』とみなされ、英語圏では厳しい罰則が科されるからです。(リスニングパートは聞き取った内容をそのまま書いても問題ない)

パラフレーズする際のポイントは以下です。

  • 能動態を受動態に変える
  • 接続詞がある場合、語句の順番を入れ替える(because, sinceなど)
  • 形容詞、副詞、動詞などの単語を変える(essential → necessaryなど)

私はこれらを組み合わせて、Readingパートから表現を借りるときは『原文の2か所以上』を変えるように注意していました。

満点を取るにはリスニング力がポイント

Integratedパートのポイントをまとめると以下になります。最後はリスニング力の向上がWritingのスコアに影響を与えるので、日頃から地道にリスニング力の強化をすることが重要でしょう。

  • リスニングの『3つの反論』をWritingに盛り込むことができれば、十分Goodを狙える
  • 単語のスペルミス』や『文法・表現ミス』は極力避ける
  • 自分の得意なパラフレーズのパターンをストックしておく
  • 満点をめざすなら、リスニングで3つではなく、4~5つのポイントを入れ込む

Independent攻略法

Independentパート攻略の基本は、

① 自分のモデルアンサーを複数パターン用意する
② 自分の犯しやすいミスのパターンを知り、ミスを最小化する

になります。特に②について、日本人が犯しやすい典型的ミスは『主語・動詞の数の不一致』『冠詞付け忘れ』『時制ミス』『単数・複数形のミス』など、人によって違うので自分の犯しやすいミスを把握するようにしましょう。

対策

基本的にWriting independentは自分の得意な解答パターン(モデルアンサー)を複数用意しておき、どんなお題が出てもそこに持っていけるようにすることがポイントです。

既述したようにWritingの採点は減点方式なので、ネイティブ講師に添削してもらい、自分の得意な解答パターンのストックを増やしていきます。同時に、自分の犯しやすいミスを認識して徹底的にミスを少なくしていくことが高得点の近道です。

自分の場合は、冠詞のa, an, theを名詞に付け忘れるミスが多いことに気づき、(1つのエッセイ中で平均して3か所はありました)、本番では見直しの時間を必ず2分残し、ミスがないか徹底的に見返していました。

ちなみに、私が実際に試験で使っていた4テーマに対するモデルアンサーは以下の記事で有料公開していますので、詳しく学びたい方はぜひ参考にしてください!

戦略【安定的に27点以上 / 30点を取るステップ】

Writing Independent戦略

私は予備校で教わったテンプレートを自分なりにアレンジし、あとはひたすら解答作成 → ネイティブ添削 or Grammarly等で校正し、自分のモデルアンサーのストックを増やしていきました。経験上、4つほど得意パターンができた時点でほぼ『Good』しか出なくなります。具体的には以下のステップです。

【27点獲得までの具体的ステップ】

① 予備校などで基本テンプレートを学ぶ
② 『The Official Guide』、『TOEFLテストライティング問題100』などで出題例を元に解答作成→ネイティブ添削
③ 上記ステップを複数のテーマ(最低4テーマ)でおこない、自分のモデルアンサーを完成させる
④ 上記のモデルアンサーを一言一句完璧に覚える
⑤ 本番ではどんなお題でも全てこの4パターンにもっていくようにする(多少アレンジはする)

ここまでで27点前後は十分狙えます。単語数も400語以上は書くことができるでしょう。もちろん既述の『自分の犯しやすいミスを認識し、最小限にする』『文法・表現のミスは極力なくす』は基本中の基本です。

最低4テーマとは、具体的にどんなテーマか?本番でどんなお題でも全てこの4パターンにもっていくには具体的にどうすれば良いか?について質問をいただきました。回答は『TOEFL Writing Independent安定的に27点を取る攻略法と私の回答例を公開』の中で解説しています。ぜひ参考にしてください。

【満点獲得までの具体的ステップ】

さらに、満点を目指す人はWharton MBAに留学した友人がやっていた以下の対策をとると良いです。

⑥ 上記のモデルアンサーを30パターンのテーマについて作る
⑦ 本番はこの30テーマのモデルアンサーの中から、お題にフィットするストーリーを使って超速で500語以上を書き上げる
⑧ ストーリーを考える時間が省けるので、500語を書き上げても見直しの時間が十分取れる

30パターンのモデルアンサーを作るなんて馬鹿げていると思うかもしれません。ただ、自分のストーリーをたくさんストックしておくことは、今後のGMAT AWA対策や、MBA受験で最も重要な『エッセイ』のストーリーでも活かすことができます。

MBA受験全体の視点からも、Writingは早めに安定して高得点が出せるようにしておくべきでしょう。

単語数

問題文のDirectionでは300語を目安に書くことが望ましいと書かれていますが、これも不十分です。私は350~400語を書くようにしてから『Good』が出るようになりました。

機械が半分は採点することも考慮して、良質なテンプレートを使い、確実に350語以上は書くようにしましょう。

TOEFL Writing使用教材編

  • TOEFL Official Guide(OG):

言わずもがな、Writingセクションに限らずMBA受験生の基本ですね。Official Guideを教材の中心として、全てのセクションをひたすら全て解くことをおすすめします。Writingについては、Integratedは18分、Independentは28分で解く練習をして、残り2分は見直しの時間に当てましょう。

The Official Guide to the Toefl Test

※更新情報(2020年10月):新TOEFLの問題形式に対応した最新盤の公式ガイド 『6th Edition』も発売されました!

The Official Guide to the TOEFL iBT Test (TOEFL Golearn!)

  • TOEFLテストライティング問題100 改訂版(旺文社):

TOEFLのWritingは『過去に英語論文を書いたことがある』などの上級者でない限り、ある程度Scientific Writingの基礎を理解した方が良いです。それを理解する意味で、最初に見ておくとよい一冊。

【CD付】TOEFLテストライティング問題100 改訂版 (TOEFL(R)大戦略)

  • TOEFL TEST対策iBTライティング:

演習用に使うと良い一冊。TOEFL Official Guideをやり切ってしまい、もっと演習用の問題を解きたい方におすすめです。

新版TOEFL TEST対策iBTライティング

TOEFL Writingまとめ

TOEFL_Writingまとめ

今回はTOEFLのWriting対策について書かせて頂きました。以下、各パートのポイントを再度まとめます。

Integrated攻略法

  • リスニング3つのポイントを確実に入れ込む(→Good)
  • 『単語のスペルミス』や『文法・表現のミス』を極力減らす
  • Readingの内容は必ずパラフレーズする
  • 満点を目指すなら『3つの反論(ポイント)』だけに限らず、リスニングで聞いた重要なポイントを『全て盛り込む』(→Very Good)

Independent攻略法

  • 自分の犯しやすいミスを認識し、極力減らす
  • 自分のモデルアンサーのストックを増やす(最低4パターンでGoodを狙える)
  • 本番はどんなお題でも全てこのモデルアンサーのストーリーに持っていく(多少アレンジはする)
  • 満点を目指す場合は、上記モデルアンサーを30パターンのテーマについて作る

この記事についてご要望があれば、コメント欄にてお知らせ頂ければ幸いです。随時情報共有していきたいと思います。

TOEFL Reading、Listening、Speaking の対策についてはこちらの記事もぜひ参考にしてみて下さいね。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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