GMAT Verbal攻略法 – SC(Sentence Correction)パート編

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GMAT Verbal攻略法 – SC(Sentence Correction)パート編

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今回は海外MBA受験のプロセスで避けては通れないGMAT試験の中から、VerbalのSC(Sentence Correction)パート攻略法にフォーカスします。

MBA受験生のみなさん、以下の悩みをお持ちではないでしょうか?

  • 出願スケジュールを考えると、そろそろGMATの準備を始めたい
  • MBA経験者に、受験勉強を振り返ったときのアドバイスをもらいたい
  • GMAT対策のため、難関のVerbal SC攻略法を知りたい

この記事ではGMAT Verbalセクションの基礎理解とSCの攻略法、およびSCで安定的にハイスコアを取るための効果的な対策を解説します。

GMAT試験を改めて振り返ってみて、『もっとこうしておけば良かった!』という私の経験談と、毎回高得点をたたき出していた友人の両方の視点からアドバイスしますので、ぜひ参考にして下さい。

※TOEFL対策については、前回までの記事『MBAまでの道のり(TOEFL全般/ Reading編)』をご参照ください。

それでは始めましょう!!

GMAT Verbal SC(Sentence Correction)概要

VerbalSentence Correctionは、短い英文が与えられ、その文章の中に間違いがあるかどうかを判別する問題です。5つの選択肢から下線部分の表現が最も適切なものを選びます。通常、与えられた英文の一部もしくは全体に下線が引かれており、その表現が適切かどうかを判定することが求められます。

気をつけなければならないのは、そもそもGMATには、日常会話では許されてもGMATのSentence Correctionでは許されない『GMAT英語』のようなものが存在します。つまり、GMAT特有のルールを理解することが高得点のカギになりますので、後述の『GMAT英語の頻出パターン』対策をしっかりおこないましょう。

GMAT Verbal の採点

GMATではVerbal、Mathともに共通ですが、採点方法の概要を理解しておくことが大切です。

GMAT試験の採点では、Computer-Adaptive方式が採用されています。これは、前の問題の成否によって次に出題される問題の難易度が変わるシステムのことです。簡単に言うと、受験者が正解すると難しい問題が出題されやすくなり、間違えると易しい問題が出題されやすくなります。

前の問題に戻ることや、問題を解かずに飛ばすこともできません。最後まで問題を解き終わらないとスコアへのペナルティーもあります。

GMAC(GMATの運営機関)の公式発表によると、『解答した問題数、正解率、各問題のレベル、統計学的な特性』がスコアを決定するとされています。ネットでは様々な情報が飛び交っていますが、GMATの採点方法については、GMAT公式サイトの情報のみを信頼するようにしましょう。

 GMAT Verbal SCの攻略法

ここからGMAT Verbal SCの具体的な攻略法について解説していきます。SC(Sentence Correction)攻略の基本は以下になります。

① 基本的な英文法を押さえる
② 単語力の強化
③ SCの頻出パターンを押さえる
④ 根拠の明確化
⑤ 時間配分
⑥ ケアレスミスを無くす
⑦ 問題の量をこなす

① 基本的な英文法を押さえる

ここはTOEFLのReadingと同じですが、高校レベル程度の基本的な文法は一通り押さえましょう。単語力の強化や解く問題数をこなしても、基礎文法が頭に入っていないと点数が伸び悩むので、文法が苦手な人は高校レベルの文法書をおさらいすると良いでしょう。

② 単語力の強化

GMATを解く上で単語力は非常に重要です。私はこれまで大学受験でも英語科目は特に苦手意識を持ったことはありませんでした。しかし、GMATは甘くはありません。MBA受験勉強を始めた初期から単語力の重要性を意識して徹底的に語彙力強化するべきだったと思います。

具体的には、後述の『GMAT Verbal使用教材編』で紹介する単語帳『GMAT 重要単熟語』を徹底的にカバーすると良いです。GMAT700点オーバーの高得点を目指すならマストです!私は本で覚えるのが自分に合っていましたが、アプリ派の人は『iKnow』をおすすめします。

③ SCの頻出パターンを押さえる

問題の量をこなしていくと分かるのですが、GMATのSCでは出される問いのパターンがある程度限られています。そのため、頻出パターン別に攻略法を身につけてしまえば、ある程度安定したスコアを取ることができます。

具体的な頻出パターンは以下の通りです。

  • 代名詞
  • 主語と述語の一致
  • 修飾語(副詞・形容詞、分詞構文、動名詞など)
  • 時制
  • 関係詞
  • 並列構造
  • 数量表現
  • イディオム

SCの頻出パターンごとに解法を押さえれば、しっかりと根拠を持って選択肢を消去することができ、正答率を上げることができます。頻出パターンの詳細および攻略法については、後述のManhattan Prepや、AGOSなどのMBA受験予備校が提供しているGMAT対策コースを活用することをオススメします。

④ 根拠の明確化

GMATのSCパートでは、『文法違反』、『英文が冗長』、『英文の意味があいまい』など、その選択肢が正解にならない理由が明確にあります。したがって、選択肢を選ぶ、もしくは消去していくには根拠を明確にしていくことが重要です。

冒頭で既に触れましたが、SCパートでは5つの選択肢があります。SCの頻出パターンをしっかり押さえることで『この選択肢はありえない』と自信を持って選択肢を消去できるようになります。結果、正答率を最大限に上げることができるのです。

⑤ 時間配分

よくMBA対策予備校で教えられるのは、GMATは時間が足りないのでRCのパッセージ4つのうち、1つを丸々捨てるなどの戦略を教えられます。

しかしながら、GMATで高得点を出している人全員に共通しているのは、制限時間内に全問解き切っていることです。目安としては、SCは平均1分半弱で解けるようにしましょう。

最初は1問解くごとにストップウォッチで時間を計り、問題を解く時間感覚を身につけると良いです。

⑥ ケアレスミスを無くす

SCでは決まったパターンのエラーが何度も繰り返し出題されています。私がGMATの勉強を始めた頃は、これら『お決まりのパターン』でよくミスを犯していました。

以下の記事では私が初期によく犯していたミスを5パターンに分類しまとめていますので、ぜひご参照ください!

⑦ ハイスコア獲得のポイントは『問題の量をこなす』

基本的な英文法とSCの頻出パターンを一通り押さえたら、単語力の強化と並行して『問題の量』をこなしていきます。目安としては、下記の使用教材で紹介する『GMAT Official Guide』、『Manhattan Prep』を3回はまわして解きましょう。問題数をこなしながら、『GMAT Prep』で月に1回実力チェックをします。

繰り返しになりますが、『問題の量をこなす』のは、あくまで上記の『基本的な英文法』『SCの頻出パターン』を一通り押さえたことが前提です。これができてないと、いくら問題数をこなしても効果は半減することになります。

GMAT Verbal使用教材

・GMAT 重要単熟語(中山道生)

GMAT・重要単熟語[新装版]

受験を改めて振り返ったときの反省点として、もっと単語力が必要なことを最初から意識して徹底的に語彙力強化するべきだったと思います。私がそれを知ったのは既にGMAT対策の勉強を開始して2か月ほど経った後でした。もし受験をやり直すなら、最初からこの単語帳を徹底的にマスターしたでしょう。それほどの名作です。GMAT700点越えを目指す場合はLEVELC以上まで必ず覚えるべし。

・新テスト対応版 MBA留学 GMAT完全攻略

新テスト対応版 MBA留学 GMAT完全攻略

GMATの出題形式を網羅しているので、まずはGMAT Verbalの概要を掴むには良いと思います。問題は本番より易しめで、解説も丁寧なのでGMAT初中級者用の参考書として使うと良いです。(ただし、問題数をこなすにはこれだけでは不足です)

・GMAT Official Guide

GMAT Official Guide 2021, Book Online Question Bank (Gmat Official Guides)

いわゆるOGと呼ばれるものです。MBA受験生の基本ですね。これがないとGMAT対策は始まりません。Official Guideを教材の中心として、全ての問題を解きましょう。SCについては、できれば3回ほど繰り返し解くことをオススメします。

注意点としては、問題をPC上でも解くことができる『付属コード』がついた『新品正規品』を購入しましょう。中古品だとコードが使えない可能性があります。私はアマゾンで新品を購入しましたが問題ありませんでした。

・GMAT Official Guide Verbal Review

GMAT Official Guide Verbal Review 2021, Book Online Question Bank: Book Online

GMAT のVerbalに特化したオフィシャルガイドです。演習用の問題をたくさん解くのに良い教材です。私は1回目は全ての問題を解き、2回目以降は『間違えた問題』『正解したが、理由が説明できない問題』のみを繰り返し解いて合計3周しました。

・GMAT Sentence Correction (Manhattan GMAT Strategy Guides)

Sentence Correction GMAT Strategy Guide, 5th Edition (Manhattan Gmat Strategy Guide: Instructional Guide)

もっと早く出会いたかった一冊です。Manhattan PrepにはSCの頻出パターンがカテゴリー分けされてまとまっています。それを押さえた上で実際に問題を解き、間違った問題については、どのカテゴリーに属するものだったかを確認するようにしましょう。そうすると自分が間違えやすいのはどのパターンかが見えてくるようになり、学習の効率がグッと上がります。

GMAT Prep

問題演習で力がついてきたら、1ヶ月に1回程度、GMAT Prepを解いて本番の腕試しをしましょう。GMAT Prepは本番と同じ画面遷移で、Practice Examの1と2がなんと無料で受けられます。GMAT Prepで目標スコアを出すことができたら本試験を予約しましょう。

Prepのおすすめの使い方は、GMAT Prepの1だけを解いて、正答率はだけを確認し答え合わせはせずに、自分の実力を測るために何度も解けるように使うと良いです。Prep2を本試験の直前に模擬試験として使いましょう。

【本番用の計算用紙とペンの使い方に慣れる】

・Manhattan GMAT Test Simulation Booklet w/ Marker

Manhattan GMAT Test Simulation Booklet w/ Marker (Manhattan Prep GMAT Strategy Guides)

GMAT本番は計算用紙とペンが特殊です。初めて本番で使うと面食らって必ず時間をロスします。なるべく本番に近い環境で問題を解くことに慣れるかが勝負の分かれ道でもありますので、公式の計算用紙とペンは用意した方が良いでしょう。(上記を購入すると公式ペンが一本付いてきます。)

・GMAT本試験後の分析:Enhanced Score Report

GMAT本番から数日後に、Enhanced Score Reportを30ドル程度で入手することができます。(レポートのくせに高い。。)

本番でどの科目が悪かったのか、もしくは各セクションの時間配分はどうだったのか等を分析するのに役立ちます。次回以降の対策に有効なツールとして活用ください。

GMAT Verbal SC(Sentence Correction)攻略法まとめ

今回はGMATのVerbal SC攻略法について書かせて頂きました。改めて、SC攻略のポイントをまとめます。

① 基本的な英文法を押さえる
② 単語力の強化
③ SCの頻出パターンを押さえる
④ 根拠の明確化
⑤ 時間配分
⑥ ケアレスミスを無くす
⑦ 問題の量をこなす

GMAT対策は詰まるところ、間違えた問題の徹底的な復習と、知らない単語を覚えて単語力強化していくという地道な努力に尽きると思います。当記事が少しでもみなさんのお役に立つことを願っております!

この記事を読んで、GMAT Math攻略についても知りたいという方は以下の記事をぜひご参照ください!

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