ロングテールSEOを攻略して圧倒的PVを獲得する!

ロングテールSEO攻略 Eコマース

『ロングテールSEO』という言葉をご存知でしょうか?

この記事では、以下のようなネットショップ初心者の質問に答えます。

  • 『ロングテールSEO』って何?
  • なぜロングテールSEOが大切なの?
  • ロングテールSEOの攻略法は?

今回解説する『ロングテールSEOの基礎』から『実践方法』までをしっかりと理解すれば、あなたも圧倒的なPV数を獲得できるようになります!

実際に私は『ロングテールSEO』にフォーカスすることで検索上位コンテンツを量産することができました。

それでは早速解説していきます!

ロングテールSEOとは?

『ロングテールSEO』とは、検索ボリュームは少ないが、サイトのミッションに沿った検索ワード(ロングテールキーワードと呼ぶ)を攻略することで、多くのPVとコンバージョンを獲得する戦略です。

人により定義は異なりますが、ここで言う『ロングテールキーワード』は以下を目安にしましょう。

  • 月間検索数が500~1000未満
  • 日本語の場合は3ワード以上の組み合わせ
  • 検索エンジンで競合性が低い

業界によっても数は異なりますが、『月間検索数が少ないキーワード』と理解しましょう。

以下、説明しやすくするため、

  • 『ミドルキーワード』は検索数が月間1,000以上〜10,000未満
  • 『ビックキーワード』は検索数が月間10,000以上

と定義します。

ロングテールSEOが重要な2つの理由!PV数に影響する!

では、なぜネットショップ運営でロングテールSEOが重要なのでしょうか?

アメリカの『The Wall Street Journal』でWeb上のトップインフルエンサーと呼ばれているNeil Patelの言葉を借りると、以下2つ理由があります。

  1. 検索ワードの『70%』以上がロングテールキーワード
  2. ロングテールキーワードのCV率は2.5倍!

実際に彼があらゆるキーワードで上位表示を達成しているのは、ロングテールキーワードに絞って妥協せずにコンテンツを作り続けているからです。

順に解説していきます。

検索ワードの70%はロングテールキーワード

アメリカのマーケティング会社MOZの統計データによると、全検索ワードのうち約70%がロングテールキーワードであることが分かりました。

例えば私がレストランを検索する場合、単に『レストラン』1単語で検索することはありません。

『レストラン 銀座 おすすめ』など、複数のキーワードを使って検索します。なぜなら、『銀座のおいしいレストランを調べたい』というニーズがあって検索するからです。

つまり、ユーザーにとって検索キーワードの多くはこのような『複数の単語を組み合わせた』ロングテールキーワードです。

よってロングテールキーワードを攻略することは、ユーザーのニーズを満たすことに繋がり、結果上位表示されやすくなります。

ロングテールキーワードのCV率は2.5倍!

アメリカのネットマーケティング会社WordStreamの調査によると、ビッグキーワードに比べてロングテールキーワードの平均コンバージョン率はなんと2.5倍です!

つまり、集客だけでなく、売上貢献の面から見てもロングテールキーワードは重要な役割を果たします。

多くのネットショップ運営初心者にとって、クリック広告にお金をかけるよりも『ロングテールキーワード』にフォーカスして記事を書く方がコストも安く収まるでしょう。

ロングテールSEOに最適なサイト構造

ロングテールSEOに最適なサイト構造

コンテンツを作る順番として、『ロングテールキーワード』→『ミドルキーワード』→『ビックキーワード』の順番で制作していきましょう。

上の図のように、

  1. ロングテールキーワードで良質な記事を書くと検索上位表示され、アクセスが集まる
  2. ①から②に内部リンクを貼ることで、ロングテールキーワードの記事を見たユーザーがカテゴリーページも見に行く
  3. さらに②から③の内部リンクを辿って、ユーザーがトップページも見に行く

という好循環が生まれ始めます。

具体的には、『ロングテールキーワード』で10記事を書いたら『ミドルキーワード』でコンテンツを1つ作りましょう。

さらに、『ミドルキーワード』コンテンツが2~3つできたら、『ビッグキーワード』でコンテンツを作りましょう。

それでは次に、初心者向けロングテールSEOの実践方法を解説します。

PV獲得のためのロングテールSEO実践方法

ここではロングテールSEOで最大の効果を上げるための実践方法を紹介します。

ステップは単純で以下の通り進めていきましょう。

① ビッグキーワードを決める
② ミドルキーワードを調べる
③ ロングテールキーワードを調べる
④ コンテンツを作成する

順に解説します。

①ビッグキーワードを決める

ビッグキーワードはサイトを象徴する重要なキーワードになります。つまり、あなたのネットショップの『ミッション』を反映するキーワードです。

例えば、海外MBA合格のための英語教材を販売しているネットショップの場合、『海外MBA』『MBA英語教材』などがビッグキーワードになるでしょう。

②ミドルキーワードを調べる

次にミドルキーワードを調べます。以下の例は『Googleの関連するキーワード』に出てきたワードを参考に、私が独自で探したものです。

ミドルキーワードのサンプル

なるべく検索数が1,000以上〜10,000未満のものを選びましょう。2つの単語で探すのが難しければ、3つの単語の組み合わせでもOKです。

③ロングテールキーワードを調べる

最後にロングテールキーワードを調べましょう。

ロングテールキーワードのサンプル

こちらは3つ以上の複合キーワードで根気強く探していきます。

抽出したロングテールキーワード1つ1つを使って、丁寧に良質記事を書いていきましょう。

そしてこれらの記事を内部リンクでミドルキーワードの記事と繋ぐことで、ミドルキーワードの記事も上位表示されるようになります。

④コンテンツを作成する

これでコンテンツ制作の下準備が整いましたので、まずはロングテールキーワードに絞って記事を書くことに専念しましょう。

以下は記事作成時の注意点になります。

記事1つ1つを圧倒的に良質なコンテンツにする

ロングテールSEOの基本は『良質な記事を提供してユーザーのニーズを満たす』ことです。

1記事も決して手を抜かずに、圧倒的に良質なコンテンツを作成しましょう。

これを積み重ねることで、ミドルキーワードやビッグキーワードも次第に順位が上がっていきます。

重複するコンテンツは避ける

ロングテールキーワードを使った複数のコンテンツに、同じような内容の記事を作成してしまうと、Googleから重複コンテンツとみなされてしまいます。

このようなコンテンツは結果的に順位が下がってしまいますので、コンテンツ同士の重複は避けるようにしましょう。

まとめ:ロングテールSEOを攻略してPVアップさせよう!

ロングテールSEOを制することで、ネットショップのアクセスを増やすことができ、ミドルやビッグキーワードでも上位表示を達成することができます。

まとめると、PV獲得のための『ロングテールSEOキーワードの実践方法』は以下の通りです。

① ビッグキーワードを決める
② ミドルキーワードを調べる
③ ロングテールキーワードを調べる
④ ロングテールキーワードを使った記事から作成する

ロングテールキーワードの記事も決して手を抜かず、良質なコンテンツを継続的に提供しましょう。

次はSEO対策シリーズ最終回『SEOコンテンツ作成法!ニーズを満たす見出し構成でアクセスアップ』に進みましょう。

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