ネットショップの運営を始めたばかりのみなさん、下記のような悩みを持っていませんか?
- そもそもキーワードリサーチとは?私のネットショップにも必要?
- Eコマースビジネスで今よりお客さんを集めるには?
- Shopify(ショピファイ)ネットショップで『無料で』できるキーワードリサーチの方法は?
この記事を読めば、『キーワードリサーチの基礎』が分かるだけでなく、『Shopifyのネットショップで活かせるキーワードリサーチ方法』を知ることができます。
海外MBA のEコマースの授業で教えられたポイントを盛り込み、初心者向けに『今すぐ無料でできるキーワードリサーチ方法』を紹介しますので、ぜひ参考にして下さい!
そもそもキーワードリサーチとは?なぜ重要なのか?
まずは『キーワードリサーチの基礎』と、なぜEコマースビジネスで『キーワードリサーチ』が重要なのかを解説していきます。
キーワードリサーチとは?
キーワードリサーチとは、一言でいうと『ユーザーのニーズを知ること』です。
みなさん日常でGoogleやYahoo!などの検索エンジンを使っていると思いますが、そもそもなぜ検索エンジンで『検索』をするのでしょうか?それは、解決したい『悩み』や『疑問』があるからです。
例えば、あなたが品川の近くで図書館を探したい場合、『品川 図書館』と検索するでしょう。
つまり、この『品川 図書館』という『キーワード』には、『品川の近くにある図書館を知りたい』というユーザーの『ニーズ』が潜んでいるわけです。このキーワードを知ることが『キーワードリサーチ』になります。
検索エンジンの仕組みについては以下の記事で解説しているので、参考までにご覧ください。
どうしてキーワードリサーチが重要なのか?
では、なぜEコマースビジネスで『キーワードリサーチ』が重要なのでしょうか?
キーワードは『ユーザーのニーズを反映している』と説明しました。もしあなたが『適切なキーワード』を選択し、ユーザーのニーズに応えるコンテンツを提供できれば、ユーザーは実際にあなたのネットショップを訪れる、商品を買うなどのアクションに繋がるでしょう。
つまり、キーワードリサーチを行う最大の目的は、『商品を購入してもらい、売上を増やすこと』です。
そのために、まずはどのような『キーワード』がよく検索されているのかを知る必要があります。
Shopify(ショピファイ)に活かせるキーワードリサーチの方法
それでは具体的に『キーワードリサーチ』の方法を紹介していきます。以下に紹介する方法を使えば、あなたも今日から集客を増やすための『キーワードリサーチ』がおこなえます。
自分で考える
原始的ですが最もシンプルで取り掛かりやすい方法です。例えばあなたが『アクセサリー』を扱うネットショップを運営している場合、『アクセサリー』から連想されるものを書き出していきましょう。
『アクセサリー 手作り』
『アクセサリー イヤリング』
『アクセサリー 天然石』
など、想像力を膨らませて、アクセサリーに関するキーワードを全て出すつもりで考えていきましょう。
Google/Amazonの『関連するキーワード』を利用する
Googleで何かキーワードを検索すると、検索ページの一番下に『関連する検索キーワード』が出てくるのをご存知でしょうか?下記はGoogleで『アクセサリー』と検索したときの関連するキーワードです。
表示された予測候補を参考にして、さらに新しいキーワードを広げていきましょう。
この方法はAmazonでも同様に活用することができます。Amazonの予測候補は、Googleのように情報などのキーワードを含まずに『商品』のみが表示されるのが利点になります。
Amazonで『アクセサリー』と検索した結果が以下です。
検索キーワードを3~4つ組み合わせた『ロングテールキーワード』にも注目しましょう。通常、組み合わせる単語数が多ければ多いほど検索内容は詳細になります。それに応じて競合は減り、高いコンバージョンを得ることがあります。
Amazonだけでなく、他の大手Eコマースサイトを研究してみるのも良いでしょう。
無料キーワードリサーチツールを使う
上記2つに加えて、私のオススメは『キーワードリサーチツール』を使うことです。無料で複数の単語が組み合わさった『複合キーワード』を抽出することができます。
キーワードリサーチの強力なツールですので利用をオススメします。キーワードリサーチツールの使い方は以下の記事で解説しているのでご参照ください。
Yahoo!知恵袋を使う
キーワードリサーチで意外と知られていないのが『Yahoo!知恵袋』です。これまでに出したキーワードを使ってYahoo!知恵袋で検索すると、さらにキーワードのヒントを得ることができます。
Yahoo!知恵袋の良いところは、『ユーザーが使う言葉』でキーワードを発掘できることです。ネットショップを運営していると、知らず知らずのうちに自分が業界のエキスパートになり、ユーザーの知らない単語を無意識に使うようになってきてしまいます。
このバイアスを解消してくれるのがYahoo!知恵袋です。ユーザー目線でキーワードをリサーチしたいときに使いましょう。
キーワードの選定方法
上記の方法でキーワードをリサーチすると、膨大な量のキーワードが出てくると思います。今度はここからどうやって『重要なキーワード』に絞り込んでいくかを下記の方法で解説していきます。
検索ボリューム
『検索ボリューム( = 月間検索数)』が大きいほど、それだけ悩みや疑問をもった人が多いのでサイトへの流入量が増えることが期待できます。ただし、逆に『検索ボリューム』が大きすぎると今度は競合が多くなってしまいます。
目安として、検索ボリューム100以下のものはまず除外し、10,000以上のものは競合が多すぎるので最初のうちは除外しましょう。
これらを除外すると、一般的に『ロングテールキーワード』と呼ばれるものが抽出されてきます。
ロングテールキーワードや、ネットショップ集客についてもっと詳しく知りたい方は『ネットショップ集客を実現するたった3つのSEO対策』を是非ご参照ください!
ネットショップのミッション
あなたが運営しているネットショップのミッションに合わないキーワードも除外しましょう。
例えば、あなたが『天然石の女性用アクセサリー』を専門に扱うショップを運営しているのであれば、シルバーアクセサリーやメンズアクセサリーなど、ミッションから外れるキーワードは除外しましょう。
あなたのビジネスの本質を振り返って、ターゲットとするお客さまにフォーカスしましょう。
キーワードの意図
キーワードから読み取れる検索者の意図に注目しましょう。
例えば、『人気 アクセサリー 流行』というキーワードからは、流行っている人気のアクセサリーを知りたいという意図が想像できます。これは『知りたい』キーワードと呼ばれ、ユーザーに対し分かりやすいコンテンツを提供すればアクセスを集めやすいと言われています。
一方で『サイズ8号 指輪 ルビー』というキーワードからは、購入意欲の高い検索ユーザーが想像できます。これは『したい』キーワードと呼ばれ、ユーザーは『サイズ8号のルビーの指輪を購入したい』ニーズを持っていると考えられます。
『したい』キーワードは、一般的に売上に繋がりやすい一方で、競合が多いため検索上位を取るのは難しいと言われています。
以上を踏まえ、最初は『知りたい』キーワードからコンテンツを作り始め、徐々に『したい』キーワードも攻めていくと良いでしょう。
Shopifyネットショップのキーワードリサーチ方法まとめ
Shopifyネットショップ初心者向けに、今すぐ始められる『キーワードリサーチの方法』について解説してきました。
改めて方法をまとめると以下になります。
- 自分で考える
- Google/Amazonの『関連するキーワード』を利用する
- 無料キーワードリサーチツールを使う
- Yahoo!知恵袋を使う
キーワードリサーチをしたことがない方は、ぜひ今日から始めてみましょう!みなさんのEコマース運営のお役に立てることを願っております!
キーワードリサーチができたら、下記を参考に抽出した『キーワード』を使ってコンテンツを作ってみましょう。『ブログの書き方 – コンテンツマーケティングのテンプレを紹介!』
この記事を読んでShopifyに興味が出てきた方は、ぜひ以下の記事も参考にしてみて下さいね。
Shopifyの始め方
10週間で立ち上げるEコマースのノウハウ
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Twitterでも定期的にEコマースの情報配信をしているので、よろしければフォローをお願いします。
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