ネットショップを始めたいと思っているみなさん、下記のような悩みを持っていませんか?
- Eコマースで起業したいが、初期費用やビジネスリスクを抑えたい
- Eコマース初心者だけど、オシャレな独自サイトを作りたい
- Shopify(ショッピファイ)って?他と比べてどんな特徴があるの?使ってみた体験談を知りたい
この記事を読めば実際にアメリカのMBAで教えられている初期費用を抑えてネットショップを始める方法、Shopifyの基本や特徴を理解することができます。
更に、海外MBA のEコマースの授業で教えられたポイントを盛り込み、当時Eコマースの知識ゼロだった私が実際にクラスメイトとShopifyを使ってみた感想も紹介しますので、ぜひ参考にして下さい!
それでは早速はじめましょう!
消費者向けEコマース市場は今後も伸び続ける
はじめに『Eコマース』ってよく聞くけど、今から始めてもビジネスチャンスはあるの?という疑問にお答えします。
結論からお答えすると、まだまだビジネスチャンスありです。理由は3つあります。
①消費者向けEコマース(B to C) 市場規模は毎年拡大し続けている
②スマートフォン経由の利用も急速に拡大
③グローバルEコマース市場は日本より成長性が高い
野村総研のデータにもあるように、今後もEコマース市場は拡大が見込まれており、5Gなどスマートフォンの技術進歩もそれを後押ししています。Eコマースであれば成長性の高いグローバル市場にも参入しやすいです。
以上の理由で、今後Eコマースにおけるビジネスチャンスはもちろん、Eコマースビジネスで培った知識やスキルは必ず役に立つでしょう。
Shopify(ショッピファイ)とは?
Shopifyの概要を簡単に説明します。
Shopify(ショッピファイ)は2004年にカナダで創業した、ネットショップ作成サービスを提供している世界最大のECプラットフォーム企業です。ネットショップ作成サービスというと日本ではBASE(店舗数は160万店)が有名ですが、Shopifyはなんと370万店舗数を誇ります。(Shopify Revenue and Merchant Statistics in 2021)
現代のニーズにマッチしており、初心者でも簡単におしゃれなネットショップを作成できます。初期費用なしで月額課金制、クラウド型のため日々バージョンアップされていくことも利点です。
Shopifyの急速な成長
ストア数は2017年からわずか2年で2倍以上の成長を遂げました。なぜこれほどShopifyは成長しているのでしょうか?
背景として、Amazonや楽天など大型ショッピングモールでの価格競争、自社が埋没してしまうリスクなどに人々が気づき始めたからです。ショピファイなどを使って自社のネットショップでユーザーに直接販売(D to C)することで、ブランドイメージを定着させることができます。
この辺りは外資ITで鋭い企業分析をされているまたやんさん(@mtynIT)のツイートでとてもわかりやすく分析されています。
【ただのSaaSじゃない!?Shopify大分析!】
今回は、昨年D2Cビジネスで株価も急騰したShopifyについて調べてみました
今回もいつもながらにして長文となってしまいましたが、よければお付き合いください!今回はnoteにもまとめてあるので、どちらか好きな方をご覧くださいhttps://t.co/zXX21Ovx3n
— またやん@20卒外資IT・米株投資🇺🇸 (@mtynIT) April 9, 2020
Shopify(ショッピファイ)のメリット・デメリット
次にShopifyのメリットとデメリットを紹介していきます。
Shopifyのメリット
- 初心者でも簡単におしゃれなネットショップが作れる
- 海外でも売れるネットショップが作れる(越境EC対応、スケール可能)
- スマホでも運用できる
- SNS連携やSEO対策など、集客に強い
- アプリが豊富でカスタマイズ性が高い
- 月額課金制、初期費用なしなので低コストでネットショップを運用できる
世界で最も利用されているECプラットフォームなだけあって、初心者でも使い勝手がよく、簡単におしゃれなネットショップが作成できるのが強みですね。しかも他のサービスと比較しても低コストで始められます。
Shopifyのデメリット
- 日本国内向けにローカライズされてまだ日が浅い(英語仕様?がまだある)
- カナダ発のサービスの為、1次情報が英語
- 海外向けのアプリが多い
主なデメリットは海外発のサービスであることから、ローカライズがまだ十分にできていないことに集約されます。しかし、最近は日本のサポート体制も充実してきました。
Shopify(ショッピファイ)の感想
ここからは個人的にShopifyを使ってみた感想を紹介します。私はこれまでに2回、Shopifyを使ってネットショップを立上げ、そのうち1店舗は今でも運用しています。
基本的にShopifyを使ったネットショップの立ち上げは以下の7ステップです。
① Shopifyでネットショップの作成
② ドメインの購入
③ 商品の登録
④ テーマの設定(外観の変更)
⑤ 決済方法の設定
⑥ 送料の設定
⑦ プランの契約
具体的な感想を書いていきます。
①Shopifyでネットショップの作成
『自分のネットショップを作る』というと難しく聞こえるかもしれません。
安心してください、超簡単です。ショピファイを使った場合、4回クリックと簡単な情報を入力するだけでできます。
Shopifyのトップページにある『無料体験をはじめる』ボタンからスタートします。
あとはそれぞれの画面の指示に従って、『メールアドレス』、『ストアの名前』等の情報、簡単なアンケートを入力するだけです。
ここまでかかった時間は約3分!!
あなたのネットショップが爆誕しました!驚きの早さです!!
ショップを作成すると、以下の通りネットショップの管理画面に入れるようになります。
ちなみにストア作成の具体的なステップを知りたい方はこちらの記事をご確認ください。全てのステップを画像付きで解説しています。
②ドメインの購入
ドメインとは、ネットショップのURL(ネット上の住所)のことです。ユーザーがあなたのお店を訪れるために、ドメインを取得する必要があります。
管理画面のホームから、『ドメインを追加する』をクリックし、新規ドメインを購入しましょう。だいたい1年間14~19ドル(1,400~2,000円)程度で購入することができます。
実際にお店を持つことと比較すると、ネットショップの初期費用は格安ですね。これがEコマースの大きなメリットの1つです。
③商品の登録
ドメインが購入できたら、販売したい商品を登録していきます。
管理画面のホームから『商品を追加する』を押して、必要な情報を入力していきましょう。
感想としてはユーザーに分かりやすい画面なので、初めてでも簡単に商品登録することができます。実際、私のMBAクラスメイトはみんな初めてショピファイを触りましたが、問題なく登録できました。
おそらく初心者にとって難しいのは、『商品画像』の準備でしょう。スマホと写真加工アプリを使って写真を準備しても良いですし、私はドロップシッピングの商品も交えながら商品登録したので、スムーズに商品画像を集めることができました。
④テーマの設定(外観の変更)
商品が登録できたら、テーマ(ネットショップのデザイン)の設定をしましょう。
ショピファイには無料でもオシャレなデザインがたくさん用意されているので、自分の好みのテーマを設定します。管理画面のホームから『テーマをカスタマイズする』をクリックし、テーマライブラリーから好きなテーマを選択することができます。
こちらもわかりやすい画面なので、テーマを選んだ後は初心者でも感覚的にストアデザインを変更することができます。
初心者がテーマを選ぶポイントとしては、『どんな商品を取り扱う?』、『一つの商品 or 複数の商品を取り扱う?』、『誰に向けて販売する?』などを考慮すると良いです。
⑤決済方法の設定
実際にあなたのお店で商品が売れたときに、どうやって売上を受け取るのかを設定する必要があります。通常、決済システムはEコマース必須の機能であり、ハードルも高いのですが、ショピファイは『かゆい所に手が届く』機能がついています。
クレジットカード決済であれば『Shopifyペイメント』の設定で口座情報を記入するだけでOKです。ペイパルやアマゾンペイにも対応しているので、ネットショップ運営者にとっては『非常に心強いサービス』という感想です。
⑥送料の設定
Eコマースの場合、送料の設定は最初にしっかりとおこなっておくことが重要です。なぜなら、送料のトラブルはお客さまからの信頼を失いかねないからです。
ショピファイでは地域に合わせて異なる料金設定が可能なので、安心して設定することができました。
⑦プランの契約
ストアをオープンする前に、プランを契約する必要があります。
ショピファイは3つの月額プランがあり、グレードが上がるごとに使える機能が充実します。
感想としては、個人でネットショップを始めるのであれば一番安いベーシックプラン(Basic Shopify)で十分すぎるほどの機能がついています。
Shopifyを使ってみた感想:まとめ
ショピファイの基本機能やメリット・デメリットを個人的な感想を交えて解説してきました。
改めてポイントをまとめると、以下になります。
- 現代のニーズにマッチしたECプラットフォームで急速に成長している
- 初心者でも簡単におしゃれなネットショップが作れる
- 低コストでネットショップを運用できる
- 日本国内向けにローカライズされてまだ日が浅いがサポート体制は整いつつある
この記事を読んでShopifyのEコマースに興味を持たれた方、まずは無料体験から始めてみてはいかがでしょうか。
Shopifyの始め方
Shopifyの始め方を具体的に知りたい方は、ぜひ以下の記事をご参照下さい!
10週間で立ち上げるEコマースのノウハウ
(完全初心者でも記事の通りにステップを踏めば、Eコマースビジネスを立ち上げられます!)
おすすめEコマースプラットフォーム3つ
どのECプラットフォームを使おうか迷われている方は以下の記事もぜひ参考にしてみて下さいね。
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