Shopifyを使ってネットショップ運営しているみなさん、下記のような悩みを持っていませんか?
- ネットショップでオリジナル商品を販売したい
- スキルや資金がなくてもゼロから自分のオリジナルブランドを立ち上げたい
- 無在庫でリスクを抑えてネットショップを運営したい
この記事を読めば、『Printfulとは?特徴と使い方』 『Printfulはどんな人にオススメか?』がわかるだけでなく、Shopifyで使える『自分のオリジナルブランドをネットショップで立ち上げる方法』を学ぶことができます。
私がアメリカMBA留学時の人気授業『Eコマース』で学んだ知見やノウハウを交えて紹介しますので、ぜひ参考にして下さい!
Printfulとは?
Printful(プリントフル)は2013年にアメリカで創業されました。誰でも気軽にオリジナルブランドを制作できるサービスを提供しています。
デザイン作成ツールを使って、簡単にオリジナル商品を作ることができ、商品が売れた分だけを生産する『受注生産』方式をとっています。したがって、ネットショップ運用者は在庫を抱えるリスクを負う必要はありません。(これを “無在庫販売” と言います。リスクを抑えてビジネスを始める上で、非常に重要です。)
しかも、商品が売れたら、お客さまへの商品の発送もPrintfulがあなたに代わっておこなってくれます。
つまり、私たちが行うのはオリジナル商品のアイデアとデザインのみです。別の機会に紹介しますが、デザインについても『ココナラ』などのサービスを使えば委託することができます。
Printfulを利用するための登録料や使用料などはかかりません。商品が売れた時点で初めて手数料がかかるので、初期費用ゼロで始めることができます。
Printfulで製造できる商品
Shopifyでネットショップを運営している方は、Printfulと連携することで様々なオリジナル商品を販売することができるようになります。
具体的には、Printfulは以下の商品ラインナップを揃えています。
- Tシャツ(半袖・長袖)
- ポロシャツ
- パーカー
- キャップ
- アクセサリー・バッグ
- スマホケース
- ポスターやステッカー
ただし、日本へ配送可能なものは限られていますのでご注意ください。
朗報です!2020年8月からPrintfulが日本での製造を開始しました!提携施設(熊本県)との連携により、日本での購入・販売がよりスムーズになりました。
ドロップシッピングとは?
ドロップシッピングとは、一言でいうと『在庫を持たないネットショップ運営』です。ShopifyやBASEなどのサービスで個人がネットショップを開設することが簡単にできるようになりました。さらに、ネットで販売する商品の在庫をもたずに、お客さまが商品を購入した際、メーカーが商品の受注・梱包・発送まで代わりにおこなってくれるサービスが『ドロップシッピング』になります。
ドロップシッピングについて詳しく学びたい方は、以下の記事で解説していますのでぜひ参考にしてください。
Printfulがおすすめな人
結論から紹介すると、ネットショップでPrintful活用がおすすめな人は以下です。
- アパレル商品の原価を低く抑えたい
- 業界トップクラスの早さでドロップシッピングをしたい
- グローバルに商品を展開したい
順に解説します。
アパレル商品の原価を低く抑えたい
先述したように、Printfulを使えば在庫を持つ必要はなく、しかも商品の受注・梱包・発送も含めて全てPrintfulが代行してくれます。ネットショップ側は何もしなくてOKです。これで登録料も月額料金もゼロは驚異的です。
しかも、試しに一番売れ筋のTシャツ(ユニセックス コンフォート Tシャツ)を作ってみると、なんと原価が1,920円です。これはどのくらい安いかと言うと、知人のアパレル工場に割引価格でお願した場合の値段とほぼ同じくらいです。
受注・梱包・配送サービス全て込みで、この価格は本当に安いと思います。ネットショップを運営されている方は利益率向上とラインナップ強化のための検討もありだと思います。
業界トップクラスの早さでドロップシッピングをしたい
Printfulでドロップシッピングを利用した場合、注文してから何日後に商品が届くのでしょうか?答えは3日です。これはドロップシッピングを試したことがある方はわかると思いますが、驚異的な早さです。
通常、ドロップシッピングサービスを活用すると、受注から配送まで1週間はかかります。急ぎの場合は追加料金がかかることもあります。
Printfulの納期の早さは日本で提携施設(熊本県)と連携したことにより、生産・配送を日本国内で完結できるようになったことが間違いなく影響しているでしょう。
グローバルに商品を展開したい
グローバルに商品販売を考えている方にとって、PrintfulとShopifyの組み合わせは最適です。なぜかというと、Printfulはグローバルに展開しており、世界各国に生産拠点を持っているからです。アメリカやヨーロッパでも同様のサービスを受けることができます。
商品のグローバル展開(越境EC)に強いShopifyと連携すれば、Printfulのメリットを十分に享受できるでしょう。
PrintfulとShopifyの連携方法
それでは実際にPrintfulをShopifyと連携する方法を解説します。手順は以下の3ステップです。
① Printfulで無料アカウント作成する
② Shopifyの管理画面からPrintfulアプリをダウンロードする
③ オリジナル商品をネットショップに追加する
以下、順に解説していきます。
なお、Printfulで作った商品をネットで販売するには、ネットショップ作成サービス『Shopify』が便利です。Shopifyの始め方については以下の記事で詳しく解説していますので、ご参照ください。
① Printfulで無料アカウント作成する
まずはPrintfulのウェブサイトで無料アカウントを作成しましょう。
氏名やメールアドレスを入力すれば数分で完了します。GoogleやFacebookのアカウントでも登録可能です。
② Shopifyの管理画面からPrintfulアプリをダウンロードする
次にShopify app storeで『printful』と検索し、該当のアプリをダウンロードします。
下記の画面になるので、最下段の『アプリをインストール』をクリック。
インストールが完了すると、Printfulの画面に切り替わるので、まずは言語設定を日本語に変更しましょう。
③ オリジナル商品をネットショップに追加する
次にオリジナル商品をShopifyストアに追加していきます。まずは画面左メニューの『商品テンプレート』をクリックし、画面下にスクロールすると『最初の商品テンプレートを作成』ボタンがあるのでクリックします。
商品選択の画面に移りますので、好きな商品をクリックします。
『レディースウェア』→『Tシャツ』とクリックすると、ベストセラーの『ユニセックス コンフォート Tシャツ』が出てきますのでクリックします。
あとは画面のUXにしたがってオリジナルTシャツをデザインしていきます。
① プリントで全面にデザインするのか、刺繍でデザインするのかを選択
② デザインする場所を選択
③ 製品のカラーを選択
④ テキストや画像などのデザインを挿入
⑤ 編集が終わったら『続行』をクリック
初めてのユーザーにも使いやすい編集画面なので、感覚的に操作できます。Printfulでは、クイックデザインなどのテンプレートやクリップアートなどが無料で利用でるので、楽しみながらオリジナルTシャツがデザインできますよ。
デザインのコツは、また別の記事で紹介したいと思います。
オリジナルのTシャツデザインが完了したら、最後に販売価格を設定して完了です。商品の追加が完了したら、自動的にShopifyのストア内にその商品が追加されます。
Printfulでオリジナル商品販売!Shopifyストアと連携・ドロップシッピングの方法:まとめ
Shopifyネットショップを運営している方で、Printfulはどんな人にオススメかを解説してきました。結論は以下になります。
- アパレル商品の原価を低く抑えたい
- 業界トップクラスの早さでドロップシッピングをしたい
- グローバルに商品を展開したい
Printfulアプリをうまく活用して、オリジナル商品を販売しましょう!オリジナル商品の準備ができたら、次はあなたのショップにお客さんを集めましょう!オススメは『インスタグラム』です。SNSをうまく活用すれば、費用0で集客することができます。
インスタグラムを使った集客の方法は『Shopify、BASE集客:インスタグラムのビジネスアカウント設定法』の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
この記事を読んで、Shopifyを使ったネットショップ運営に興味が出た方は、是非以下の記事も参考にしてみて下さいね。
【初心者向け】Shopifyの始め方
【ドロップシッピング】自分の商材を持たずにネットショップを始める方法
10週間で立ち上げるEコマースのノウハウ
(完全初心者でも記事の通りにステップを踏めば、Eコマースビジネスを立ち上げられます!)
MBAでEコマースを学んだ私がオススメするネットショップサービス3つ
どのECプラットフォーム(ネットショップ作成サービス)を使おうか迷われている方は以下の記事もぜひ参考にしてみて下さいね。
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