ネットショップの運営を始めたばかりのみなさん、下記のような悩みを持っていませんか?
- そもそもSEO対策とは?私のネットショップにも必要?
- Eコマースビジネスで今よりPVを獲得するにはどうすればいい?
- Shopify(ショピファイ)ネットショップで『今スグ』できるSEO対策は?
この記事を読めば、『SEOとは?』『SEOの基礎』が分かるだけでなく、『Shopifyのネットショップで今スグできるSEO対策』を知ることができます。
私がアメリカMBA留学時の人気授業『Eコマース』で学んだ知見を盛り込み、初心者向けに『ネットショップのSEO対策のポイント』も紹介しますので、ぜひ参考にして下さい!
SEOの基礎
まずはSEOの基礎と、なぜEコマースビジネスでは『SEO対策』が必要なのかを抑えましょう。
SEOとは?
SEOとは、『Search Engine Optimization』の略で、日本語では『検索エンジン最適化』を意味します。私たちがGoogleやYahoo!で検索すると、検索結果が上から順に表示されます。
この検索順位を『ユーザーの目につきやすいように』上位表示させる施策がSEOです。
どうしてSEO対策が必要なのか?
そもそも、なぜEコマースビジネスにSEO対策が必要なのでしょうか?SEO対策を行う最大の目的は、『商品を購入(コンバージョン)してもらい、売上を増やすこと』です。
そのために、まずはユーザーにコンテンツに興味を持ってもらい、自社サイトに来てもらう必要があります。SEO対策はコストをかけずに ”安定的な集客” が見込める施策ですが、時間が掛かるためじっくりと取り組む必要があります。
SEO対策については、”全5回のSEO対策シリーズ” の記事で詳しく解説していますので、興味のある方はご参照ください。
Shopify(ショピファイ)におけるSEO対策
世界No.1のEコマースプラットフォームであるShopify(ショピファイ)は、初心者でも簡単にネットショップを作成できるサービスを提供しています。Shopifyには強力なSEO対策機能が多数ありますので紹介していきます。
Shopifyはプランに関わらずSEO対策バッチリ
Shopifyには3つのプラン(ベーシック、スタンダード、プレミアム)がありますが、プランに関わらず強力なSEO対策機能があります。他のEコマースプラットフォームにはない、詳細なSEO対策ができるメリットがShopifyにはありますので、以下に紹介していきます。
Shopifyが持っているSEO対策機能
Shopifyが備えているSEO対策機能のうち、最初に着手しやすく、比較的結果が出やすいものは以下になります。Shopifyでネットショップを運営していて、まだ取り組んでいない方はぜひ今日から対策しましょう!
- タイトルタグ
- メタディスクリプション
- ページのURL
- 画像ファイル
- sitemap.xmlファイル
- robots.txtファイル
- canonical URLタグ
『何となく聞いたことあるけど、やり方がわからないよ!』という方、安心してください。以下に具体的なSEO対策のやり方を解説していきます!
ShopifyでできるSEO対策7つ
ネットショップを始めたばかりの初心者の方向けに、ここでは上記に挙げたSEO対策の意味と具体的な方法を解説します!
タイトルタグ
タイトルタグは、上図の赤枠のように、Googleなどの検索結果に表示される『タイトル』の部分です。ブログ記事のタイトルは簡単に変更できるうえに、検索順位向上に直接的な影響を与えます。よってSEOを意識したタイトルを心掛けましょう。ポイントは以下です。
- 記事でターゲットとしている『キーワード』を必ず入れる
- 競合サイトと重複するタイトルは避ける
- 記事の内容を『要約した』タイトルにする
メタディスクリプション
メタディスクリプションもタイトル同様、SEO対策で重視すべきポイントです。メタディスクリプションとは、以下のとおり『検索結果に表示されるタイトルの下に記載される文章』のことです。
検索したユーザーがクリックしたくなる内容にすることが大切です。Shopifyでは、コンテンツを作ると自動で作成されますが、内容が適切かどうかを公開前に確認することをおすすめします。メタディスクリプション記載のポイントは以下です。
- 記事の内容を明確に、シンプルに、わかりやすくまとめる
- 競合サイトと重複するメタディスクリプションは避ける
- 検索ユーザーの悩みに対する明確な解決策を記述する
メタディスクリプションは全角120文字で表示されることがわかっていますので、なるべく120文字以内に収まるようにしましょう。
ページのURL
Shopifyは、Eコマースサイトの各ページの『URL』に対してもSEO対策を行うことができます。『URL』とは、ネット上の住所のことです。当記事のURLは『https://yutaro1.com/shopify-seo』です。(このURLは世界で1つしかない)
Shopifyではコンテンツ作成時に自動で設定されますが、自由にカスタマイズが可能です。URL設定ポイントは以下になります。
- 『英字、または数字のみ』で設定する(複数の単語を繋げる場合はハイフン『-』を使う)
- コンテンツの内容をシンプルに表す
日本語で設定すると、一部のブラウザや環境では正しく表示されないため、必ず『英字か数字のみ』で設定しましょう。
画像ファイル
Shopifyのネットショップで使われている画像ファイル1つ1つには、Googleに認識させるための『代替テキスト( = alt属性)』というものが設定されています。つまり、該当の画像は『何の画像なのか?』をテキストで示したものです。
サイト内で画像を使った際には、必ずこの『代替テキスト』に、何の画像なのかを説明するテキストを記入するようにしましょう。
Googleの画像検索は、ウェブ検索全体のなんと23%以上を占めるようになりました。上記を対応することで、あなたのネットショップのページが『Google画像検索』でも表示されやすくなります。
sitemap.xmlファイル
初心者の方は『sitemap.xmlファイル』って何?!と思うかもしれません。これは、Googleなどの検索エンジンに『あなたのネットショップのサイト構造を伝えるためのもの』です。
なんだか良く分からないという方、安心してください。Shopifyではコンテンツ作成時に、自動でxmlサイトマップファイルが生成されますので、特に何もしなくても大丈夫です。
※詳細を知りたい方は、冒頭で紹介した “全5回のSEO対策シリーズ” の記事で詳しく解説しています。
robots.txtファイル
こちらもsitemap.xmlファイル同様、検索エンジンに向けたものです。検索エンジンロボットに、あなたのネットショップを見つけてもらいやすくします。
Shopifyではrobots.txtファイルも自動で生成されます。初心者の方は、『ふーん、そういうものなんだ』という程度に理解を留めていただいて大丈夫です。
canonical URLタグ
最後に、canonical URLタグです。これは、検索エンジンに対して、重複されたページがあった場合、『サイト内で正規のURLはどれなのか?』を伝える為のものです。
ネットショップ初心者の方、ご想像どおりです(笑)!Shopifyではcanonicalタグも自動で生成されます!ですので、こちらも特に何もしなくて大丈夫です。
まとめ:Shopify(ショピファイ)のSEO対策:圧倒的PVを獲得する!
ネットショップ初心者向けに、『簡単に着手することのできるShopifyのSEO対策』について解説してきましたがいかがでしたでしょうか?
改めてポイントをまとめると以下になります。(特に、①~④は重要かつ簡単に設定できます!)
① タイトルタグ
② メタディスクリプション
③ ページのURL
④ 画像ファイル
⑤ sitemap.xmlファイル
⑥ robots.txtファイル
⑦ canonical URLタグ
まだ取り組んでいない項目があれば、ぜひ今日から始めてみましょう!みなさんのEコマース運営のお役に立てることを願っております!
この記事を読んでShopifyに興味が出てきた方は、ぜひ以下の記事も参考にしてみて下さいね。
Shopifyの始め方
10週間で立ち上げるEコマースのノウハウ
おすすめEコマースプラットフォーム3つ
Twitterでも定期的にEコマースの情報配信しているので、もしよろしければフォローをお願いします。
コメント