Eコマース ストアデザイン

10週間Eコマース立上げ Eコマース

【MBA流】10週間で立ち上げるEコマースビジネス - Week6

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いよいよ『10週間で立ち上げるEコマースビジネス』も折り返しの第6回目になりました。

当記事は10回シリーズを通して、以下の悩みを解決できるような内容になっています。

  • Eコマースビジネスを始めたい
  • どんな優先順位で、何を学べばいい?
  • ビジネスアイデアをブレインストームしたい
  • 起業を経験してみたい・起業アイデアを即実践したい

前回は『ブランディング』『マーケットプレイス・Eコマースプラットフォーム』『ストアデザイン』について解説しました。

シリーズ6回目は、Shopify という『Eコマースプラットフォーム』を使って、わかりやすく、具体的に『ストアデザイン』の詳細について解説していきます。

この記事を読み終えることで、『Eコマースストアデザイン』の概要や原理原則、『ブランドアイデンティティー』の作り方、『Eコマースストア』の立ち上げ方を理解した状態になります。

特に前回Week5の内容今回のWeek6は、実際にEコマースストアの立ち上げ方を知りたい方にとって非常に実践的な内容になっていますので合わせてご確認下さい!

10週間のおおまかなスケジュール

当記事(10回シリーズ)のスケジュールですが、以下の通りになります。

Week 1: イントロ & ビジネスアイデアを生み出す
Week 2: 顧客ニーズ、製品、顧客に提供する価値
Week 3: カスタマーリサーチ、調達とフルフィルメント、プライシング
Week 4: チームと役割、アイデアとストーリー
Week 5: ブランディング、マーケットプレイス、Eコマースストアデザイン
Week 6: ストアデザイン(続き)、ブランドアイデンティティー(← 今週はここです!
Week 7: ユーザーテスト
Week 8: SEO、ソーシャルメディアの活用、コンテンツマーケティング準備
Week 9: コンテンツマーケティング実践
Week 10: ビジネスの最適化 & リターゲティング

今週も楽しみながら進めましょう!

Eコマースストアデザインの概要

今までにオンラインストアを立ち上げたことのない方は難しく思われるかもしれません。

しかしながら、Eコマースストアを始めるにあたり、コーディングの知識も難しいテクノロジーの知識も必要ありません。

重要なのは、素早くストアを立上げて、学びながらビジネスを『改善』していくプロセスです。

ここでは、Shopifyという『Eコマースプラットフォーム』を使って、実際にストアの立上げ方を学びましょう。

なお、以下のコンテンツは、Shopify公式の学習動画 『Shopify Compass』の内容を私がまとめたものです。

Eコマースオーナーにとって非常に有益なコンテンツを提供しています。

オリジナルを見たい方は、無料登録することで動画にアクセスできますので、是非Shopify Compassもご覧ください。(英語ですが圧倒的に良質なコンテンツです。)

デザインインスピレーションを集めよう - ブランディングに向けて

Eコマースストアデザインを始める第一歩として、『ムードボード』を作りましょう。

ムードボードとは、ストアデザインのイメージを膨らませるためにブランドのアイデア、イメージ、色、フォント等を集めたものです。

ムードボードはあなたが自分のストアをデザインする際に有用なものですし、他の誰かにデザインを依頼する際にも非常に重要なものです。

なぜなら、依頼されたデザイナーはあなたにムードボード、つまり『ブランドのガイドライン』を尋ねるからです。

具体的なムードボードの作り方は当記事後半の『ムードボードを作ろう』の項で述べます。

まずはあなたのストアデザインに刺激を与えるようなイメージ、コピーライティング、画像等を10個ほど見つけましょう。

Eコマースプラットフォームのテーマを使おう

冒頭で述べたように、オンラインストアはShopifyなどのEコマースプラットフォームを活用することで、非常に素早く、簡単に立ち上げることができます。

あなたのビジネスに合った『テーマ』を選択することで、ブランドにカスタマイズされた美しいストアを作ることができます。

特にShopifyのテーマは業界や業種別など、ビジネスの目的に合わせて様々なタイプのテーマが用意されています。

ファッションやアパレル関係、1商品のみにフォーカスしたビジネスなど、あなたのビジネスタイプに合ったテーマを選んでブランディングを加速させましょう。Shopifyテーマの選び方やおすすめテーマは以下の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてください!

Eコマースデザインの原理原則

この章では、機能的で美しいEコマースストアをどのようにデザインするかを解説します。

Eコマースストアデザインの大原則 – MVPで素早く立ち上げる

Eコマースのストアデザインは最初から完璧に作る必要はありません。

起業の分野で良く使われる ”MVP” という言葉をご存知でしょうか?

Minimum Viable Productの略で、”実用に耐えうる最小限の製品” という意味です。

つまり、Eコマースストアも “実用最小限の製品” として作り上げ、まずはサイトを”ローンチ”することが大切です。

なぜ上記の方法が大切かと言うと、『顧客のニーズからかけ離れたものを作ることに労力を掛け過ぎてしまう』という過ちを防ぐことができるからです。

ローンチ後は、次に解説する3ステップでストアデザインを改善していけば良いのです。

ストアデザインの3ステップ

素早くEコマースストアを立ち上げた後は、以下の3ステップでストアを充実させていきます。

1. カスタマーに共感する
2. カスタマーのProblemとそれに対するSolutionを定義する
3. テスト学び改善 を繰り返す

1. カスタマーに共感する

カスタマーに共感するとはどういうことでしょうか。

あなた自身がカスタマーの立場になって考えてみて、カスタマーの気持ちを『理解』することです。

つまり、

  • なぜあなたの顧客候補は、あなたのオンラインストアに訪れたのか?
  • あなたの顧客は、あなたのオンラインストアに訪れた際に何を感じたのか?
  • あなたの顧客はどこから来たのか?

これらの問いについて考えてみましょう。

また、カスタマーに共感するもう一つの方法は、カスタマーと実際に『話すこと』です。

これは非常に重要なプロセスです。

まずは5~10人のカスタマーと話すことから始めてみましょう。

2. カスタマーのProblem、Solutionを定義する

カスタマーのニーズ、つまり『問題』を定義することは最重要と言っても過言ではありません。

カスタマーの問題をどのように定義するかによって、『解決策』= 『ストアデザインの方向性』も変わってきます。

ここは  Week1の記事 でも詳しく解説していますので、まだ読まれていない方は是非目を通してみて下さい。

3. テスト → 学び → 改善 を繰り返す

最後に、カスタマーからの学びでストアデザインを継続的に改善していきます。

ここでもカスタマーと『話すこと』で得られた気づきを活かして、ストアデザインを改善していきましょう。

また、その他にストアデザインを変更するタイミングとして、

  • ウェブサイトに真新しさがなくなってきた
  • マーケティングすることにためらいを感じるコンテンツが出てきた
  • デザインやナビゲーションが複雑化してきた

などがサインになります。

Eコマースデザインの4つの柱

Eコマースストアをデザインする上で、重要な4つの柱があります。

1. 信頼性(オーナーのEmail, 電話番号、住所等コンタクト情報を載せる)
2. ビジュアルアピール(色やフォント)
3. フォーム(デスクトップファーストか?モバイルファーストか?)
4. ナビゲーション(ナビゲーションのヘッダーは3〜4つが良い)

これらは対面ではない ”Eコマース” というビジネスを営む上で、カスタマーに ”安心感” を与える重要なものになります。

特にEコマースは商品を試すことができないので、色やフォントで『ブランドアイデンティティー』を伝えていくことが大切です。

そして、あなたのカスタマーのうち約70%『スマートフォン』からあなたのストアを見ていること忘れないようにしましょう。

ブランドアイデンティティーを作ろう

この章ではEコマースストアを立ち上げるにあたり、ブランドアイデンティティーの重要性を解説します。

なぜブランドアイデンティティーが重要なのか

『ブランド』という言葉から、みなさんは何を想像しますか?

有名なブランドネームやロゴでしょうか?

ビジネスにおいてブランディングを始める場合、『ブランドアイデンティティー』の構築から始めることをお勧めします。

ブランドアイデンティティーとは、『ブランドがお客さまと果たす約束』と考えましょう。

この『ブランドアイデンティティー』を伝えるために、ロゴキャッチフレーズなどが存在します。

なぜ私が長々と説明しているかというと、『時間をかけて綿密にブランドアイデンティティーを作り上げている企業は成功しやすい』からです。

ブランドの詳細に関しては、前回の記事  (Week5)  で解説しているので、宜しければ目を通してみて下さい。

ブランドアイデンティティーを作るための3つの柱

では実際にブランドアイデンティティーを作っていきましょう。

具体的には以下の3つの柱でブランドを作り上げていきます。

1. ブランドのミッションを設定する
2. ブランドが顧客に対して果たす”約束”を定義する
3. 約束を顧客に伝える方法を決める

1. ブランドのミッションを設定する

ブランドミッションは、『このビジネスが成功したら世界はどう変わるか?』という視点で考えてください。

以下はアウトドアメーカーのパタゴニア(Patagonia)のブランドミッションの例です

『慣習にとらわれず、ビジネスを通じて自然を守り、不必要な害を起こさず、最高の製品を作る』
(Build the best product, cause no unnecessary harm, use business to protect nature, not bound by convention)

Source: Patagonia

ブランドアイデンティティーにDeep diveすると、長期的な視点でブランドは強くなります。

2. ブランドが顧客に対して果たす”約束”を定義する

ブランドのミッションが定義できたら、次にお客さまに対して、『ブランドミッションを翻訳』しましょう。

つまり、ミッションを通してブランドが果たすお客さまとの『約束』を書き出します。

例えば、『この製品を買うことで、あなたは環境により良いオプションを選択しています』

などです。

このブランドが誓う『約束』は、お客さまにとってあなたの製品への期待そのものです。

製品を買うことでお客さまが得られる『ベネフィット(利益)』を明確に示してあげましょう。

3. 約束を顧客に伝える方法を決める

最後に、どうやってこの『約束』をお客さまに伝えるのかを決めましょう。

ここで登場するのが、『ブランドパーソナリティ』です。

次項で説明する『ムードボード』で、ブランドパーソナリティを作っていきましょう。

ムードボードを作ろう - ブランドパーソナリティの設定

ムードボードのゴールは、『あなたが好むスタイル、イメージ(画像)、フォント、色』などの、ストアデザインに刺激を与えるような素材を集めることです。

デジタル素材でムードボードを作りたい場合は、PinterestやGoogle Docsを使っても良いでしょう。

アナログな方法を好む場合は、雑誌、本、新聞などからイメージを切り取り、ボードに張り付けるなどしても良いです。

これらの素材を集めて、あなたのオリジナルムードボードを完成させましょう。

具体的には、カラー2種(メインカラーとセカンダリ・カラー)、フォント(2種まで)、ビジュアルイメージを10種類程度集めると良いでしょう。

この辺りは Shopify Compass に良質なコンテンツがあるので、オリジナル動画を確認しても良いと思います。

Eコマースストアの立ち上げ

ここまでで『ブランドアイデンティティー』を作り、『Eコマースストアデザイン』の概要を理解することができました。

ここでは実際にShopifyを使ってEコマースストアを立ち上げていきましょう。

1. テーマの選び方

以下の質問に答えることで、あなたのビジネスに合ったテーマを選択していきましょう。

1種類の製品を売るのか、複数の製品を売るのか?
・あなたの製品をどのように陳列(表示)させたいか?(動画なのか、写真なのか、ストーリー重視なのか、等)
・ストアデザインをどの程度カスタマイズしたいのか?(カスタマイズに詳しくなければ、フリーテーマで十分です)

これらの答えを参考に、Shopifyのフィルター機能サーチ機能を使ってテーマを絞り込んでいきましょう。テーマの選び方詳細については、以下の記事で紹介していますので是非ご参照ください!

2. ホームページデザイン

Eコマースストアにおいて、カスタマーの滞在時間は平均10秒~20秒と言われています。

よって、ホームページ上での ”カスタマージャーニー (顧客体験の一連の流れ)” は非常に重要です。

以下の4つのポイントを念頭にホームページを作成しましょう。

1. ホームページのゴールを設定(売上なのか、Eメールの購読なのか、など)
2. 顧客のアクションを刺激するような短く、シンプルなコピーを書く
3. ナビゲーションを明確にする(ナビゲーションバーは3~4つが良い)
4. ベストセラーアイテムを明確に陳列(表示)する

ホームページは ”ファーストインプレッション” が最も重要です。

上記ポイントを大切に、可能な限りホームページの魅力を最大化しましょう。

3. プロダクトページデザイン

プロダクトページは、顧客があなたの製品に触れる場所です。

良いプロダクトページとはどのようなものでしょうか?

以下のポイントをぜひ抑えましょう。

1. 製品の価値を伝える
2. 信頼を伝える(クリアな商品、リターンポリシーなど)
3. 早急性を伝える(タイムセール、5,000円以上購入でフリーシッピングなど)

上記3点を考慮して、素晴らしい商品の写真とともに、説得力のある商品説明を加えて下さい。

4. ロゴデザイン

ここではShopifyが提供するHatchful を使って無料でロゴを作っていきましょう。

Hatchfulのトップページにアクセスしたら『今すぐはじめる』ボタンをクリックします。

すると『ビジネスの業界を選択してください』という画面に移るので、あなたのビジネスに最も近いカテゴリーをクリックしましょう。

次に、『デザインのスタイルを選択してください』という画面に移ります。

ここではあなたの『ブランドアイデンティティー』に最も合うものを選んでください。

例えば、パタゴニアの例であれば ”Natural” などです。

次の画面では、あなたの『ビジネス名』と『スローガン』を入力しましょう。
スローガンは必須ではないので、特に入力する必要はありません。

最後に、どこでロゴが使用されるのかを選びます。

この記事を読んでいる多くの方は『ネットショップまたはウェブサイト』になるかと思います。

そうすると、様々な美しいロゴデザインが表示されますので、気に入ったものを選択してダウンロードしましょう。

フォントや色も加工できますよ!

先週の記事で紹介しましたが、ロゴを選ぶ際には以下のポイントも考慮しましょう。

  • デザインがはっきりして見やすい
  • 大小様々なサイズでも読みやすい
  • 視覚的にバランスが整っている
  • 洗練されている
  • 一貫性がある
  • 表現に富んでいる

【実践】Eコマースストアを作ろう

それでは今週も早速実践です。

Week5であなたが作り始めたEコマースストアを完成させましょう。

【実践】Eコマースストアをローンチしましょう。

大切なので何度も言いますが(笑)、Eコマースのストアデザインは最初から完璧に作る必要はありません。

まずはサイトを”ローンチ”することが大切です。

サイトの最適化は、ローンチした後にカスタマーの意見を取り入れながら少しずつおこなっていけば良いのです。

具体的には、これまでの解説を参考にして以下の4点をおこないましょう。

1. あなたデザインイメージを刺激した他のEコマースストアのwebsiteを3つ挙げ、それぞれどのように影響を与えたのか書き留めましょう
2. あなたのストアデザインを完成させましょう
3. ブランドロゴを完成させましょう
4. あなたの(売り手の)プロフィールを完成させましょう

これでついにあなたのEコマースストアが完成しました!
おめでとうございます!

記事で紹介したECプラットフォーム

Shopify :14日間の無料体験あり

次回の第7週は『ユーザーテスト』について解説していますので、以下の記事をご参照ください。

ユーザーの声をもとに、あなたのストアをより良く改善していきましょう!

この記事を読んで『ネットショップを立ち上げてみたい!』と思われた方、ECプラットフォームを使えばショップ自体は数時間でできます。次の記事で紹介していますので、是非参考にしてみて下さい!

Shopifyに興味が出てきた方は、ぜひ以下の記事も参考にしてみて下さいね。

Shopifyの始め方

最後までお読みいただきありがとうございました。

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